国歌斉唱で起立拒否したアスレチックスのマクスウェル、レストランで接客を拒否される

Gabrielle McMillen

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今季、試合前の国歌斉唱で起立を拒否していたオークランド・アスレチックスのブルース・マクスウェル捕手が、訪れた米アラバマ州のレストランで接客を拒否されたことを明かした。理由はマクスウェルがとっていたある抗議行動のためだ。

地元で地域の政治家と会うためにレストランを訪れたマクスウェルだったが、接客についたウェイターが「お前が国歌を唄うときに起立しないで、膝をついていた野球選手か?」と訊ねられたという。そして「私はトランプに投票したし、トランプが支持することをすべて支持する」と言い放ったと、TMZスポーツに語った。

米国では現在、人種差別問題への関心を高めるためにNFLの選手が同じ行動をとって抗議運動を行っているが、トランプ大統領は「膝をつくような選手は辞めさせろ」と発言し、選手との対立が深まっている。

マクスウェルはレストランのマネージャーを呼んでウェイターを変えてもらって事なきを得たが、こういう事態が起こったにも関わらずマクスウェルの行動を支持する反響もたくさん受けている。このことでクォーターバックのコリン・キャパニックとも新しい友人関係を築いた。

「コリンはほんとうに前向き。非常に強いし、冷静な判断ができる人だ。彼の友情は大きな助けになっている。これからもたくさんの人に共鳴してもらえると、きっといつかいいことが起こると思う」

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Gabrielle McMillen