【動画】「実力不足」と評判のMLB審判員、またも誤審?抗議した監督は退場に

Tom Gatto

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アンヘル・ヘルナンデスはなぜ自分がクルーのチーフでないのか、プレーオフで出番がないのかを不思議に思っている。

ヘルナンデスは22日夜、ミルウォーキーでのブリュワーズ対ダイヤモンドバックス戦でストライク、ボールを巡って疑惑の判定をいくつか下した。特に問題になったのは九回ダイヤモンドバックスの攻撃、この回の先頭打者ジェイク・ラムを三振でなく四球と判定したことだった。

ブリュワーズのマニー・ピーニャ捕手が微妙な捕り方をしたが、メジャーリーグの審判ならこの程度は苦にしてはいけない。とりわけ1991年からメジャーにいるベテランならなおさらだ。

このまずい判定が、ブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督の退場につながった。カウンセル監督はピーニャと、99マイルの速球をボールとコールされたコーリー・ネベル投手を守るためにダッグアウトを飛び出したのだった。

八回にもヘルナンデスは、ブリュワーズのジョシュ・ヘイダー投手のフルカウントからの速球をボールと判定し、ダイヤモンドバックスのジャロッド・ダイソンに四球を与えていた。

「七回までは何の問題もなかった。全く問題なかったんだ。ヘルナンデスには八回にいくつか誤審があった。重要な場面での誤審だったと思う。九回には2度の誤審があったと思う。あそこ(退場になった場面)では、コーリーとマニーを守ることがより大事だった。最も大事だったんだ。試合において、あのふたりは私よりも重要な仕事をしていたからだ」とカウンセル監督は言った

結局ブリュワーズは1—0で勝った。二盗を試みた代走ニック・アーメドをピーニャが刺し、ネベルがポール・ゴールドシュミットを三振に仕留め、ダニエル・デスカルソを一ゴロに退けた。最後は一塁ベースカバーに入ったネベルが一塁手からの送球を受けた。

ヘルナンデスは昨季、当時タイガースだったイアン・キンズラーから強烈な批判を浴びた。キンズラーは試合後、ヘルナンデスのストライクゾーンをこきおろした。MLBはキンズラーに1万ドルの罰金を科した。後にキンズラーはヘルナンデスと手打ちをしたが、それでもキンズラーは自身のコメントを後悔していないとし、「彼は転職を考えた方がいい」と言った。

ヘルナンデスは長年、水準以下の審判員だとみなされてきた。だが彼は、MLBの幹部たちは自分の味方だと信じている。彼は昨年、MLBを訴えた。人種差別のため、ポストシーズンに起用されないのだというものだった(彼はキューバ系アメリカ人である)。さらに、MLBのジョー・トーリ副会長が、ヤンキースの監督時代から自身を嫌っていたためだというものだった。

原文:Angel Hernandez once again shows why he's a bad major league umpire
翻訳:Hirokazu Higuchi

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Tom Gatto

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Tom Gatto joined The Sporting News as a senior editor in 2000 after 12 years at The Herald-News in Passaic, N.J., where he served in a variety of roles including sports editor, and a brief spell at APBNews.com in New York, where he worked as a syndication editor. He is a 1986 graduate of the University of South Carolina.