出来高50万ドルがフイ! サバシアが報復死球で退場、回数満たせず

Marc Lancaster

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ニューヨーク・ヤンキースのCC・サバシア投手は、退場したことで出来高ボーナス獲得のチャンスを失い、文字通りお金を投げ捨てる形となった。

9月27日(日本時間28日)38歳のサバシアは、7回まで投げれば今シーズンの投球回数が155回に到達し、50万ドルのボーナスを手に入れることができたのだ。

しかしヤンキースがタンパベイ・レイズに12-1で勝利したこの試合、サバシアは6回に投じた初球で相手打者のジーザス・スークレに死球を与え、退場処分となった。

事の発端は6回の表。レイズのアンドリュー・キトレッジがヤンキースのオースティン・ロマイン捕手の肩の後ろを通る危険球を投じたのだ。

その際、2007年にア・リーグのサイ・ヤング賞を受賞しているサバシアはダグアウト数歩踏み出し、怒りをあらわにしていた。そしてビック・カラパッツァ主審は両チームのダグアウトに警告を言い渡した。

ヤンキースは、ルーク・ボイトとジャンカルロ・スタントンの本塁打などでこのイニングに4得点を挙げた。

レイズの捕手スークレは6回裏の先頭打者として打席に立つと、サバシアの投球が彼の太ももに直撃。カラパッツァ主審はすぐさまサバシアを退場処分とすると、サバシアはレイズのダグアウトに言葉を投げかけたのち、ゆっくりとフィールドを去っていった。

サバシアはこの退場で出来高ボーナスを失っただけでなく、おそらくMLB側から何らかの罰も課されるだろう。

先月、マイアミ・マーリンズのホセ・ウレナ投手は、ロナルド・アキューナJr.に報復したとして6試合の出場停止処分を受けている。

原文:Yankees' CC Sabathia misses out on $500,000 after being ejected
翻訳:Reo Onishi


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Marc Lancaster joined The Sporting News in 2022 after working closely with TSN for five years as an editor for the company now known as Stats Perform. He previously worked as an editor at The Washington Times, AOL’s FanHouse.com and the old CNNSportsIllustrated.com, and as a beat writer covering the Tampa Bay Rays, Cincinnati Reds, and University of Georgia football and women’s basketball. A Georgia graduate, he has been a Baseball Hall of Fame voter since 2013.