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シアトル・マリナーズのロビンソン・カノー二塁手が、MLBの薬物規定違反で80試合出場停止処分を受けると5月に発表されたことで大きな話題となった。約1ヶ月後、カノーが自身の出場停止処分について初めて口を開いた。
7月7日(日本時間8日)にカノーや公に謝罪し、犯した間違いを認めるために記者陣と話したものの、MLBとの合意の都合で事細かに説明することは避けた。
「12シーズン、常にテストを受けてきたなかでMLBの薬物規定に引っかかることは一度もなかった」とカノーは話した。
「医者の管理のもの医療的治療を行っていたのだが、それと同時に自分自身の体が摂取するものを全て理解しておく責任があることは理解している。それは私の責任だ」。
カノーはこの出場停止処分が、人生で最も辛いことであると続けた。
「自分にとって、祖父の死以外では人生で最も辛いことだ。ご存知の通り、私はこのゲームをとても愛している。野球が全てなんだ。ダグアウトに座って出場できないことでさえ嫌いだ。試合から離れ、ダグアウトでチームメイトを応援することすらできないのは、さらに辛い」。
さらにカノーにとって辛かったのは、彼が経験していたことをチームメイトが知らず、発表に対して厳しい反応を示していたことだ。
「1か月ほど毎日プレイしながら、どういう判断が下されるかを待たないといけないというのは嫌な気持ちだった。一番辛いのは、彼らに何も言えなかったことだ。彼らは友人だからね。決断を下されるまで何も言ってはいけなかったのだ。毎日言いたいことがあるのに言えないのは辛かった。
なんと言えばいいのかもよくわからなかった。そこは考えたくもない。チームの一部として、リーダーとしてプレイしていたのにこんな事態になってしまった。ジェリー(ディポトGM)には、男としてチームメイトにしっかりと謝罪したいと伝えた」。
カノーはこのような処分が、自身のキャリアにどれだけダメージがあるかは理解している。しかしまだ長年プレイしたいと考えているカノーは、そういった心配はまだあまりしていないと話した。
「そこはライターやメディア陣、ファンに任せる。人は皆、間違いを犯すものだ。今ひとつ言えることは、自分のレガシーのことは今は考えないよ。なぜならまだまだプレイし続けるつもりでいるからね。引退するときがきたら、そのときに考える。今はとにかく復帰したときに良いプレイができるように準備するだけだ」。
運動能力向上薬の検出を隠すためによく使用されるフロセミドにカノーが陽性反応を示したとリーグは5月に発表。本人は高血圧を抑えるために処方された薬物だったと抗議していたものの、試合で手を骨折する数日前に講義を取り下げていた。
原文:Robinson Cano opens up about PED suspension for first time
翻訳:Reo Onishi
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