土曜日(現地時間4月7日)の試合で敗北を喫したヒューストン・アストロズは、翌日(同8日)の試合では思わぬ形でサンディエゴ・パドレスから勝利した。
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両チーム無得点のまま迎えた10回2死、アストロズの攻撃でランナーは2塁にいた。ピッチャーのフィル・メイトンは打席に入ったアレックス・ブレグマンを内野フライに打ち取ったかに思えた。
ところ、この簡単そうに見える内野フライをパドレスは処理できなかった。FAで新たに加入したエリック・ホズマ―は落下点を通り越し、ボールは誰のグラブに入ることもなく地面に落ちた。
ブライアン・マッキャンの代走で2塁にいたデレック・フィッシャーは、この隙にホームに帰り決勝点を決めた。
The astros just won on this play. pic.twitter.com/vOYuahkqZM
— Thomas Lott (@tlott33) 2018年4月8日
さらに面白い事に、スタットキャストによればブレグマンのフライがヒットになる可能性は0%だったという。
Alex Bregman's walk off hit... 83 MPH at a 78 degree launch angle. 0% hit probability.
— Daren Willman (@darenw) 2018年4月8日
アストロズは試合を通して5本のヒットしか記録していない。が、先発ゲリット・コールが7回をきっちり投げきり11奪三振を取ったり、救援投手が3回をしっかり抑えた事もあり、アストロズは最終的に例のフライで勝利を呼び込む事に成功したのだ。
原文:Watch: Astros win on single that literally had no chance to be a hit
翻訳:TATSUYA SATO