元レッドソックスD・オルティス「自分がJDと一緒にプレーしたかった」

Thomas Lott

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デイビッド・オルティスの引退はボストン打線にとって大打撃だった。2016年に9位だったホームラン数(208本)は昨シーズン27位に落ちた(168本)。長打力強化に向けて対策が必要と考えていたレッドソックスのデーブ・ドンブロウスキーGMは、フリーエージェントのスラッガー、JD・マルティネスを獲得した。

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昨シーズン、タイガースとダイヤモンドバックスでキャリアハイの45本のホームランを放ったこの30歳の外野手は、ボストンがホームランを量産し、アメリカンリーグ東部地区を制する可能性を即座に高めるだろう。

今でも打線を去ったことが惜しまれるオルティスだが、マルティネスこそレッドソックスが必要な選手だと真っ先に言ったのは彼だった。

「キャンプに4日間赴いて、JDを初めて見ました。4日連続で彼の打撃練習を見ましたが…驚きました」とオルティスはオムニスポーツに語った。「ものすごかったですよ。彼のバットから放たれる打球は何かが大爆発したかのようでしたから、今シーズンが本当に楽しみです」。

「JDの加入で打線のバランスが更に良くなり、とても強いチームになっています。自分が彼と一緒にプレーできれば良かったのにと思いますが、永久にできるものではありませんからね」

オルティスがレッドソックスでプレーすることはもうないかもしれないが、チームは将来殿堂入り確実の彼に選手コンサルタントを依頼した。スプリングトレーニングでチームと過ごした彼は、冬に獲得した戦力や経験値によって、どれだけチームが改善しているかを目の当たりにした。

「ムーキー・ベッツやザンダー・ボガーツ、アンドリュー・ベニンテンディ、ハンリー・ラミレスのプレッシャーを大きく緩和することになるので、JDが打線に加わったことは気に入っています。ハンリーは昨年、肩に多くの故障を抱えていましたが、手術によって肩は完全復活しています。スプリングトレーニングでは非常に調子が良さそうですし、体調もすごく良いので、今年の打線は全員が顔をそろえることになると思います。しかも、投手陣の話はまだしていないのですからね」

原文:David Ortiz on Red Sox addition of J.D. Martinez: 'I wish I could still play with him'
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Thomas Lott