元オリックス平野初勝利の試合、自軍監督が大喧嘩

Bob Hille

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アリゾナが4-1で勝利したDバックス×カージナルス戦には険悪なムードが漂った。いや、険悪どころではなかったかもしれない。

カージナルスの捕手、ヤディアー・モリーナがDバックスのトーリ・ロブロ監督に殴りかかった。ロブロ監督は2回表、A.J.ポロックの見逃し三振を受けてティム・ティモンズ主審に投球がボールだったと抗議しているところだった。

物事はあっという間に熱くなった。

その時の映像を見てみよう。

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一連の出来事のあと、審判らはロブロ監督以外は退場にしないことを決めた。

乱闘に実際に関わった人物の6つの証言を振り返る。

1)ロブロ監督、ティモンズ主審についてFox Sports Arizonaのインタビューに答えた(azcentral.comより)

「あんなマザーファ●カーに、ボールをストライクと呼ばせてたまるか」。

2)モリーナ捕手、ロブロ監督について(stltoday.comより)

「あいつは俺のことをマザーフ●ッカーと2回も呼んだんだ。男をそう呼ぶということは、もう喧嘩の準備が始まっているということだ。しかも、俺を指を差した。とてもプロとは思えない。また面と向かって会うことがあれば、あいつがどんな顔して出てくるか楽しみだ」。

3)ロブロ監督

「そんなことは言ってない。彼には何も言っていない。ただ彼のことを悪く言ったから、イライラしたのも納得がいく」。

4)ティモンズ監督、ロブロ監督の発言についてリポーターに伝えた

「(ロブロ監督の)発言は攻撃的で、ヤディはそれを漏れ聞いた。だからヤディはあのように反応したんだ。ヤディはそこで気が荒立ってしまったが、それも無理のないことだ。私が振り返って、二人の間に入ろうとしただけで、彼が私を押し離そうとしたわけではない。ごく自然な反応だったと思う」。

5)カージナルスのマイク・マシーニー監督(元捕手)、ロブロがマネージャーとしてのエチケットを破ったかどうかについて

「私だったら、やらないと言っておこう。問題の扱い方は人それぞれだ。どんなシチュエーションに陥っても、自分のやり方でやるだけだ。私は常にチームメイトの味方だ。私は誹謗中傷されるのが好きじゃない。だから(モリーナが)嫌がったのもわかる」。

6)ダイヤモンドバックスの中堅手、A.J.ポロックが三振に不満を表したことが一連の出来事に発展しまった点について

「ストライクかボールか抗議することで、ベンチを空席になるような大乱闘に発展すると思わなかった」。

原文:Why Yadier Molina tried to attack Torey Lovullo in 6 quotes
翻訳:Go Watanabe

Bob Hille

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Bob Hille, a senior content consultant for The Sporting News, has been part of the TSN team for most of the past 30 years, including as managing editor and executive editor. He is a native of Texas (forever), adopted son of Colorado, where he graduated from Colorado State, and longtime fan of “Bull Durham” (h/t Annie Savoy for The Sporting News mention).