カルロス・ベルトランは、自身の出身地であるプエルトリコでの、米国政府による救助活動に失望したことを認めた。しかし彼が、ワールドチャンピオンとなったヒューストン・アストロズのホワイトハウス訪問に自身が参加しないことを決めたのは、そのことが理由なのではなく、あくまで政治とは無関係だという。
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2月6日、ベルトランが「僕はホワイトハウスには行かない」とニューヨーク・デイリー・ニューズ紙の記者たちに語ったが、それは、ベルトランが受賞者となった、毎年恒例のサーマン・マンソン賞のディナーの席だった。
1月にドナルド・トランプ大統領が、ベルトランが自身のメジャーリーグ最後のシーズンをプレーし、ワールドシリーズを初制覇したアストロズを招待した。6日に、元チームメイトと同行しないことについて質問されたベルトランは、「政治には関わりたくないというのが正直なところだ」と語ったが、ハリケーンで被災した彼の故郷への米国政府の対応が、同じく2017年にハリケーンで大損害を受けたヒューストンへの救援活動と明らかな差があったことについては、触れずにはいられなかった。
「僕が失望したのは確か」ベルトランは、昨年、ハリケーン・イルマとハリケーン・マリアが故郷の島を破壊した後に国が行った救援対応について語った。「僕だけではない。たくさんの人々が失望している。僕たちは恩恵を受けていない部分がある。米国の一部であるのだから、このような悲劇が起こった時には、少なくとも米国本土と同様の対応を受けられるはずだろう。それが受けられなかった事実に失望しているんだ」と続けた。
ベルトランが語ったことによると、ハリケーンに襲われてから約4か月たっても、4割のプエルトリコ人は未だ停電の状態にあるとのことだ。
「(トランプは)米国の大統領だ。もし僕たちが彼のすることが気に入らなかったり、気に入ったりすることがあっても、結局、彼が大統領なのだから、どうすることもできない。正直なところ、僕は政治には興味がない。僕は野球界、スポーツ界側の人間だ。政治に対してはあまり意見するつもりはない」とベルトランは語った。
「僕は引退していて、今はどこのチームにも属していない。僕が属していると感じるのは、僕の家族だけだ。今は家族が僕の所属先だ。アストロズの選手たちが、チームでベストな状態でいてくれるといいと思う。ホワイトハウス訪問については、彼らには素晴らしい時間を過ごしてもらいたいし、訪問を楽しんでもらいたい」とベルトランは話している。
原文:Carlos Beltran: Skipping White House visit, disaster-relief disappointment not related
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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