社長も監督も「自分に責任がある」と語るも、事態はそう深刻ではない様子
シカゴ・カブスのセオ・エプスタイン球団社長が、チームが開幕から2勝7敗と低調なスタートを切ったことについて、すべて自身の責任であると謝罪した。
エプスタイン氏は『シカゴ・トリビューン』に対し、「フィールドでどのようにプレーするか、どのような才能(を持った選手)がいるか、どちらの方向を向いて行くべきか……それらはすべて私に責任があります。だが私は一人ではない。そのことを神に感謝します」と語った。
そしてエプスタイン氏は「これはチーム全体の問題で、我々はもっといい試合をしなければならないことはわかっています」としながらも、「ですが特効薬やスケープゴートを探すことは生産的ではありません」と、大きなテコ入れを施すことには否定的のようだ。
一方、今季が契約最終年となるジョー・マドン監督は、事態を重くみつつも、まだ先を急ぐ必要はないというスタンスでいるようだ。
マドン監督は「過去4年、私たちは本当にいいシーズンを過ごしました。もしこの1週間だけで見るなら、確かにあまりいいプロセスではありませんね」と語り、チームの結果が思わしくない時、その責任が監督にあることは理解していると釈明。その一方で、「でも、本当に全く心配していないのです。というのが、今の私の考えを最も的確に表す言葉でしょうね」と楽観的に構えた。
そしてもう一人、チームの不調に大きく関わっているとして批判の声にさらされているのが、今年カブスでの1年目を迎えるピッチングコーチのトミー・ホトビー氏だ。だがエプスタイン社長は「彼のせいにするつもりは全くない」とホトビー氏を擁護した。そして「彼がいるのは“問題”ではなく、“改善”のためです。彼はこの春、大変なスプリングトレーニングを経験しました。何人かの選手が負傷だったり病気だったりその他の要因だったりで離脱しましたが、もしそのことが原因なのだとしたら、それは彼のコントロールが及ばない部分です」と語った。
カブスは次戦、日本時間9日に本拠地でピッツバーグ・パイレーツとの初戦を戦う。
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