今週、2018年MLB開幕! 今年のロイヤルズ、ここに注目!!

HIROKAZU HIGUCHI

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ア・リーグ中地区
カンザスシティ・ロイヤルズ

長らく低迷していたカンザスシティ・ロイヤルズだったが、2014年に29年ぶりでワールドシリーズ進出を果たし、翌15年には30年ぶりでワールドシリーズ優勝。その後、一昨季、昨季と地区3位でプレーオフを逃した。今季は3年ぶりの地区優勝を狙いつつ、若手のレベルアップも図っていくことになる。

★ポイント1:新たなスタート

オフにエリック・ホズマー、マイク・ムスタカス、アルシデス・エスコバル、ロレンゾ・ケーンと、ワールドシリーズ優勝に貢献した野手がFAでチームを離れた。ホズマーはサンディエゴ・パドレスに、ケーンはミルウォーキー・ブルワーズに移籍した。それでもムスタカスとエスコバルとは、ロイヤルズと再契約。チーム力を食い止め、シーズンに臨む。

★ポイント2:全体876人目からメジャーに

先発右腕のジェイコブ・ジュニスが昨季メジャーにデビューした。9勝3敗、防御率4.30の成績を残した。イリノイ州の高校を出て、2011年のドラフトでロイヤルズから29巡目に指名されて入団。この年の全体1位は、今オフにピッツバーク・パイレーツからヒューストン・アストロズに移籍した先発右腕のゲリット・コールだった。ジュニスは全体で876人目という下位指名だったが、マイナーで力を付けて這い上がった。

★ポイント3:モンデシー2世

22歳のラウル・アダルベルト・モンデシーは二世選手。野茂英雄氏とドジャースでチームメートだった父のラウル・モンデシーはメジャー通算271本塁打の外野手だったが、息子は両打ちの内野手だ。一昨季メジャーにデビューして2年間で通算打率.181、3本塁打、16打点。俊足、強肩で運動能力は抜群。打撃力向上がスターへの課題だ。
 

HIROKAZU HIGUCHI