今週、2018年MLB開幕! 今年のレンジャーズ、ここに注目!!

HIROKAZU HIGUCHI

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ア・リーグ西地区
テキサス・レンジャーズ

2015年、16年と2年連続でプレーオフに駒を進めたテキサス・レンジャース。ところが、昨季は途中でダルビッシュ有をロサンゼルス・ドジャースに放出し、最終的には78勝84敗でプレーオフ進出を逃した。今季は巻き返しを図る。

★ポイント1:先発投手陣

先発投手陣の整備がオフの重点課題。ジャイアンツからトレードでマット・ムーア、ロイヤルズをFAになったマイク・マイナー、レッドソックスをFAになったダグ・フィスターを補強した。昨年13勝でチームの勝ち頭だった左腕のマーティン・ペレスが、故郷ベネズエラの牧場で牛に倒されて右ヒジを骨折。一時は開幕が危ぶまれたが、なんとか開幕まで間に合ったのはいいニュースだった。

★ポイント2:確率アップ期待

昨年、レンジャーズのチーム総得点は799点でアメリカン・リーグ5位だ。メジャー3年目のジョーイ・ギャロが同リーグ3位の41本塁打をマークした。1年目の6本、2年目の1本から大きく成長した。長打力には目を見張るものがあるが、打率は.209と寂しい数字だった。また、ギャロに次ぐチーム2番目の30本塁打を放ったルーグネッド・オドーアも打率は.204でしかなかった。メジャー3年目の一昨年は33本塁打で打率.271。打線の中心である2人には、確実性のアップが期待される。

★ポイント3:チームの曲がり角

今年は昨年通算3000安打を記録したエイドリアン・ベルトレと、左腕エースのコール・ハメルズが契約最終年(来年は球団のオプション)、オールスターゲームに2度の出場したエルビス・アンドルースが今シーズン終了後にオプトアウト(契約破棄)の権利を有する。今季はチームの曲がり角になるのは懸案事項になるのか!?
 

HIROKAZU HIGUCHI