今週、2018年MLB開幕! 今年のレッドソックス、ここに注目!!

HIROKAZU HIGUCHI

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ア・リーグ東地区
ボストン・レッドソックス

昨季は球団史上初の地区連覇を達成したボストン・レッドソックス。しかし、プレーオフでは2年続けてディビジョン・シリーズで敗退した。このオフに、5年間指揮を執ってきたジョン・ファレル監督に代わり、アレックス・コーラ監督が就任した。地区3連覇とワールドシリーズ制覇を目指す。

★ポイント1:コーラ新監督

42歳のコーラ監督は、現役時代内野手だった。2007年にレッドソックスでワールドシリーズ優勝を経験した。引退後は野球解説者で人気を得た。昨季はヒューストン・アストロズのベンチコーチでワールドシリーズ制覇。選手とのコミュニケーションに長けていた。今度は監督として頂点を目指す。

★ポイント2:待望の大砲

FAのJ・D・マルティネスを5年総額1億1000万㌦の契約で獲得した。マルティネスは昨季、デトロイト・タイガースとアリゾナ・ダイヤモンドバックスで計45本塁打。とりわけシーズン中に移籍したダイヤモンドバックスでは、62試合で29本塁打を放ってプレーオフ進出に大きく貢献した。昨季のレッドソックスは地区優勝したものの、本塁打数はア・リーグ最低で長打率は15チーム中14位。マルティネスの加入により、迫力不足だった打線が強化された。

★ポイント3:プライスの復活

昨季、クオリティスタート(QS)は88試合でアメリカン・リーグ最多だ。クリス・セール、リック・ポーセロ、ドゥルー・ポメランツといった先発陣が活躍した。その中でデビッド・プライスは左ヒジ痛に悩み、16試合の登板に終わって6勝3敗。8年続いてきた2桁勝利がストップした。今季は7年総額2億1700万㌦という超大型契約の3年目。プライスの復活が地区3連覇のキーになる。

HIROKAZU HIGUCHI