今週、2018年MLB開幕! 今年のレッズ、ここに注目!!

HIROKAZU HIGUCHI

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ナ・リーグ中地区
シンシナティ・レッズ

目下、4年連続負け越しで、3年連続地区最下位と低迷中のシンシナティ・レッズ。毎年のようにMVP投票に名を連ねる一塁手のジョーイ・ボットや4年連続50盗塁のビリー・ハミルトンがいて、昨季のチーム総得点753はナ・リーグ15球団中8位だったが、チーム防御率5.17はナ・リーグで一番悪かった。若手に経験を積ませるシーズンはまだ続きそうだ……

★ポイント1:大黒柱のボット

ボットは昨季、全162試合に先発出場。レッズでは1975年のピート・ローズ以来だった。成績は打率.320、36本塁打、100打点。MVPの投票では次点だった。2002年のドラフト2巡目で指名されて入団してからレッズ一筋。2010年にはナショナル・リーグMVPに選出されている。今季もレッズを支えていく。

★ポイント2:2年ぶりの復活

2015年、16年と続けて9勝を挙げたアンソニー・デスクラファニ。昨年はスプリングトレーニング中の2月末に、右ヒジ痛に見舞われて戦列を離れた。治療を受けて復帰を目指したが、それもかなわず。結局、シーズン全休となった。昨季のレッズは16人もの投手が先発した。勝ち頭は救援のマイケル・ロレンゼンの8勝で、先発ではスコット・フェルドマンの7勝だった。フェルドマンはオフにFA。今年のスプリングトレーニングで順調にスタートしたデスクラファニの復活がレッズ投手陣には欠かせない。

★ポイント3:デビューを待つ大卒2年目

テネシー大から2016年ドラフト1巡目(全体2人目)指名で入団したニック・センゼルが、今季中にもメジャーにデビューする。185㌢、92㌔の三塁手で、昨季はAとAAで計119試合に出場して打率.321、14本塁打、65打点。レッズのファンには楽しみな存在だ。
 

HIROKAZU HIGUCHI