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ナ・リーグ東地区
ニューヨーク・メッツ
ニューヨーク・メッツが若い投手たちの活躍でワールドシリーズまで駒を進めたのは2015年だった。2016年にもプレーオフに進出したが、昨季は借金22で地区4位に沈んだ。ローテーションを守ったのはジェイク・デグロムだけで、ノア・シンダーガード、マット・ハービー、スティーブン・マーツ、ザック・ウィーラー、さらに守護神のジェウリス・ファミリアと主力投手が続々と故障に見舞われた。今季就任したミッキー・キャラウェイ監督が投手陣の建て直しを図る。
★ポイント1:敏腕投手コーチが新監督に
メッツを7年間率いたテリー・コリンズ監督に代わり、ミッキー・キャラウェイ監督が就任した。2013年からクリーブランド・インディアンスの投手コーチだった。その当時、インディアンスのチーム防御率は2013年がアメリカン・リーグ7位で、翌年6位、2015年と2016年が2位、そして昨季は1位と好成績を残してきた。メッツ不沈のカギを握るのは投手陣の復活だ。42歳のキャラウェイ監督の腕の見せどころとなる。
★ポイント2:山越え谷越え
FAの救援右腕、アンソニー・スウォーザックが2年総額1400万ドルの契約で入団した。2015年にインディアンス、2016年にニューヨーク・ヤンキース、昨年はシカゴ・ホワイトソックスといずれもマイナー契約だった。そこからメジャーに這い上がっていった。2015年にはインディアンスでメジャーに昇格した後、戦力外となり韓国のプロ野球でプレーもしている。昨季はシカゴ・ホワイトソックスでメジャーに昇格し、そのあとブルワーズにトレードされ、2球団で計70試合に登板して6勝4敗2セーブ、防御率2.33。メッツでは昨季右肩を故障して不安のあるジェウリス・ファミリアをカバーすることが期待される。
★ポイント3:ブルースは復帰
昨年8月9日にメッツからインディアンスにトレードされたジェイ・ブルースが、シーズン終了後FAになり、メッツと3年総額3900万㌦で契約した。昨季はメッツとインディアンスで計36本塁打を放った。メッツにとってはうれしい復帰になる。