今週、2018年MLB開幕! 今年のブレーブス、ここに注目!!

Hirokazu Higuchi

今週、2018年MLB開幕! 今年のブレーブス、ここに注目!! image

▶スポーツ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

ナ・リーグ東地区
アトランタ・ブレーブス

2010年からの4年間で3度プレーオフに駒を進めた後、アトランタ・ブレーブスは2014年以降、4年連続負け越しだ。その間、マイナー組織の充実を図ってきた。昨年11月、外国人選手の獲得に関して不正があったことが発覚し、13選手との契約が無効とされたが、それでも有望な若手は豊富だ。

★ポイント1:デビューを待つプロスペクト

ベネズエラ出身の20歳、ロナルド・アクーニャは今年のスプリングトレーニングに招待選手として参加した。攻走守のすべてに秀でた外野手。昨季はA、AA、AAAでプレーし、通算打率.325、21本塁打、82打点の成績を収めた。祖父も父も元マイナーリーガーという野球一家出身だ。アクーニャはさらに上の舞台、メジャーを目指す。

★ポイント2:巨漢左腕、目標はローテーション定着

196㌢、115㌔のショーン・ニューカムは昨季メジャーにデビューした。先発のみで19試合に登板し、4勝9敗、防御率4.32を残してメジャーでの足場を固めた。2014年のドラフト1巡目(全体15人目)でロサンゼルス・エンゼルスから指名を受けて入団したニューカムは、2015年11月に遊撃手のアンドレルトン・シモンズらとのトレードで遊撃手のエリック・アイバーらとともにブレーブスに移籍した。速球とカーブのコンビネーションが武器。

★ポイント3:今季もチームリーダー

若い選手たちを引っ張るのが一塁手のフレディ・フリーマンだ。メジャー8年間の通算打率が.290で166本塁打、586打点。オールスターに2度選出されている。昨季は5月17日のブルージェイズ戦で左手首に死球を受け、以後2カ月半もチームを離れた。そのとき打率.341、ナ・リーグトップの14本塁打を放っていただけに、痛い欠場となった。それでも2年連続3割となる打率.307で28本塁打、71打点。今季も打線の中心だ。
 

Hirokazu Higuchi