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ア・リーグ中地区
デトロイト・タイガース
2011年から地区4連覇を果たしたが、その後3年間はプレーオフと無縁で地区最下位が2度だった。昨季途中にジャスティン・バーランダー、J・D・マルティネス、ジャスティン・アップトンを、シーズン終了後にはイアン・キンズラーと次々に主力選手を放出し、ひとつの時代に区切りをつけた。今季はチーム再建に着手する。
★ポイント1:ロン・ガーデンハイアー新監督
昨季まで4年間指揮したブラッド・オースマス監督に代わり、ロン・ガーデンハイアー監督が就任した。それまで10年間プレーオフから遠ざかっていたミネソタ・ツインズの監督に、2002年に就任。1年目から3年連続など13年間で6度プレーオフに導いた。昨季はアリゾナ・ダイヤモンドバックスでベンチコーチを務めたが、開幕直後に前立腺がんの手術を受けながら復帰したのは大きな話題となった。そしてプレーオフ進出に貢献した。今季は心機一転でチャンレンジする。
★ポイント2:救援転向成功
ショーン・グリーンは昨季終盤クローザーに指名されて9セーブ。今季のクローザー候補だ。もともとは先発。ヤンキースでデビューした2014年には15試合登板のうち14試合が先発で5勝4敗だった。タイガース移籍1年目の2015年も先発だったが2016年から救援に転向。チーム最多の71試合に登板して働き場所を見つけた。
★ポイント3:黄昏の三冠王
2012年に45年ぶりの三冠王になってMVP。翌年もMVPに輝いたミゲル・カブレラ。2016年から8年総額2億4000万㌦の超大型契約は2023年まで続くが、昨季は故障もあってメジャー15年間で最低の打率.249に終わった。4月18日でまだ35歳。老け込むにはまだ早い。