今週、2018年MLB開幕! 今年のカージナルス、ここに注目!!

HIROKAZU HIGUCHI

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ナ・リーグ中地区
セントルイス・カージナルス

昨季は2年連続でプレーオフを逃したセントルイス・カージナルス。2000年以降の18年間で12度プレーオフに駒を進めているが、3年連続で逸したことはない。今季はフロリダ・マーリンズからマルセル・オズナをトレードで獲得した。今季は打線をてこ入れし、3年ぶりのプレーオフ進出を狙う。

★ポイント1:マルセル・オズナの加入

昨季のマルセル・オズナはフロリダ・マーリンズの選手として159試合に出場し、打率.312、37本塁打、124打点。2年連続のオールスター選出した。そして、初めてのゴールドグラブ賞受賞とメジャー5年目で最高のシーズンを送った。カージナルスは昨季、新人ポール・デジョングの25本塁打が最多だったことから、オズナの加入で打線に核ができることは心強い。

★ポイント2:世代交代

カージナルスにはメジャー最高の捕手ヤディアー・モリーナと、メジャーで最も将来を嘱望される捕手カーソン・ケリーがいる。モリーナは今季メジャー15年目の35歳だ。ケリーはいま23歳。もともと三塁手だったが、プロ入り後、強肩を生かすため捕手に転向して一昨年9月にメジャー・デビューを果たした。昨季は31試合に出場して打率.174ながら盗塁阻止率45%と守備力の高さを示した。ちなみに、カージナルスのマイク・マシーニー監督は現役時代カージナルスでモリーナの前の正捕手。今季、マシーニー監督はモリーナからケリーへのバトンタッチを進めていくことになりそうだ。

★ポイント3:日本帰りのマイルズ・マイコラス

昨季まで読売ジャイアンツに3年間在籍して31勝13敗、防御率2.18だったマイコラスが2年総額1550万㌦でカージナルスに入団した。カルロス・マルティネス、マイケル・ワカ、アダム・ウェインライト、ルーク・ウィーバーとともに先発陣を形成する。日本で積んだ経験を活かし、4年ぶりのメジャーに挑む。
 

HIROKAZU HIGUCHI