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ア・リーグ西地区
ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム
注目はなんと言っても投打二刀流に挑む大谷翔平だ。ロサンゼルス・エンゼルスは2002年にワールドシリーズ初優勝を遂げてから2009年までの8年間で6度プレーオフに進んだが、2010年以降の8年間では2014年の一度だけ。大谷は失速中のエンゼルスを救うのか?
★ポイント1:大谷翔平の二刀流挑戦
メジャーで本格的な投打二刀流は100年前のベーブ・ルースくらいだ。ルースはボストン・レッドソックス在籍時の1918年に13勝7敗、11本塁打(本塁打王)、1919年に9勝5敗、29本塁打(2年連続本塁打王。さらに113打点で打点王)と投打で大活躍した。大谷翔平はこのルース以来の偉業にチャレンジする。昨季のエンゼルスは先発投手が不安定で、クオリティスタート(先発し、6回以上投げて自責点3以下)が61試合でアメリカン・リーグ最少だった。長打率もリーグ最低で、80勝82敗と負け越しに終わった。大谷が活躍すれば投打の課題を一挙に克服できることになる。
★ポイント2:先発投手6人制
今年のエンゼルスは先発投手6人制で臨む予定だ。大谷の二刀流を実現するためだが、ギャレット・リチャーズやアンドリュー・ヒーニー、タイラー・スカッグス、マット・シューメーカーら故障を抱える先発投手を考慮してのことでもある。メジャーでは通常先発投手は5人制。思い切った試みになる。
★ポイント3:強力な野手陣
野手陣は強力だ。アルバート・プホルスやマイク・トラウトというMVP経験者に今オフ、デトロイト・タイガースから二塁手のイアン・キンズラー、シンシナティ・レッズから三塁手のザック・コザートを加えた。これで打線はパワーアップし、守備も堅くなった。