今週、2018年MLB開幕! 今年のインディアンス、ここに注目!!

HIROKAZU HIGUCHI

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ア・リーグ中地区
クリーブランド・インディアンス

2016年シーズンはワールドシリーズ進出したクリーブランド・インディアンス。昨季はアメリカン・リーグ新記録の22連勝するなど通算102勝を挙げながら、ヤンキース相手のディビジョン・シリーズで2連勝から3連敗してポストシーズンを終えた。今季は2年ぶりのワールドシリーズ出場、1948年以来70年ぶりのワールドシリーズ優勝を目指す。

★ポイント1:強力投手陣健在

昨季3年ぶり2度目のサイ・ヤング賞を受賞したコーリー・クルーバー、そのクルーバーと同じ18勝で最多勝のカルロス・カラスコ、17勝のトレバー・バウアーといった先発投手陣は今年も健在だ。救援陣ではブライアン・ショウとジョー・スミスがFAで移籍して行ったが、クローザーの右腕コーディ・アレンや左腕のアンドリュー・ミラーが残っていて今季も強力だ。昨季のチーム防御率は3.30でア・リーグ1位。ミッキー・キャラウェイ投手コーチがニューヨーク・メッツの監督に転じたが、ボストン・レッドソックスから移って来たカール・ウィリス新投手コーチのもと、投手陣の心配はなさそうだ。

★ポイント2:リンドーアと合気道

フランシスコ・リンドーアの本塁打数はメジャー1年目から12本、15本と微増していたが、3年目の昨季は33本とパワーアップした。2016、17年とオールスターに選出され、いまやMLBを代表する遊撃手となった。昨年末には日本を訪れ、合気道に取り組んだ。心身ともに成長してメジャー4年目に臨む。

★ポイント3:30歳で開花したアロンソ

昨季23本塁打のカルロス・サンタナがFAでフィラデルフィア・フィリーズに移籍した。その代わりにヨンダー・アロンソを獲得。アロンソはメジャー8年目の昨季、アスレチックスとマリナーズに在籍して28本塁打。それまでの7年間で9本塁打が最多だったが、飛球を打ち上げる打法に変えて30歳にして覚醒した。今季は新天地で飛躍を期す。
 

HIROKAZU HIGUCHI