今週、2018年MLB開幕! 今年のアスレチックス、ここに注目!!

HIROKAZU HIGUCHI

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ア・リーグ西地区
オークランド・アスレチックス

2012年から3年連続でプレーオフに進出したあと、目下3年連続地区最下位のオークランド・アスレチックス。今季も再建のシーズンになり、若手の成長が期待される。

★ポイント1:若手先発投手陣

先発投手陣は20歳代ばかりだ。昨季、チーム最多の12勝を挙げたショーン・マネイアが26歳、昨季は6勝も、一昨季10勝だったケンドール・グレーブマンは27歳、昨季9勝のジャレル・コットンは25歳、メジャー3年目を迎えるダニエル・メンデンは24歳、昨季メジャーデビューを果たして3勝したポール・ブラックバーンも24歳といった具合だ。つまり、勢いのある先発投手陣である。

★ポイント2:家族愛のトレード

今オフ、外野手のスティーブン・ピスコッティがセントルイス・カージナルスからトレードされた。オークランド・アスレチックスの本拠地近郊のプレザントン出身。母が難病の筋萎縮性側索硬化症と診断され、母の近くにいたいとの希望が叶えられたのだ。ピスコッティはメジャー3年間通算で打率.268、38本塁打。好成績を残してカージナルスとアスレチックスの恩情に答えたいところだ。

★ポイント3:ふたりのマット

打線で期待されるのは一塁手のマット・オルソンと三塁手のマット・チャップマンだ。オルソンは2012年ドラフト1巡目指名で入団。一昨季の9月にメジャーデビューした。昨季は59試合で24本塁打。AAAナッシュビルでも23本塁打放っており、同一年でメジャーとマイナーで20本塁打以上をマークした。チャップマンは2014年ドラフト1巡目指名で入団。昨季の6月にメジャーに初出場して84試合で14本塁打した。今季はさらなる飛躍を期す。
 

HIROKAZU HIGUCHI