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ア・リーグ西地区
ヒューストン・アストロズ
昨季、球団史上初のワールドシリーズ制覇。打線は主軸の顔ぶれがほぼそのまま残り、投手陣では先発にピッツバーク・パイレーツからトレードでゲリット・コールを獲得してパワーアップした。救援投手に不安があるものの、連覇を狙える戦力だ。
★ポイント1:3枚エース
コールはメジャー5年間で4度2桁勝利を挙げた右腕。これで、ここ4年間で55勝の左腕ダラス・カイケル、昨年8月末にデトロイト・タイガースから移籍してレギュラーシーズンで5勝無敗、ポストシーズンで4勝1敗とチームに貢献した右腕のジャスティン・バーランダーと、先発陣に強力な3枚が揃った。チャーリー・モートン、ランス・マッカラーズが4番手、5番手になる見込みだ。
★ポイント2:野手陣は優勝メンバー
野手陣は昨年ア・リーグMVPのホセ・アルテューベ、ワールドシリーズMVPのジョージ・スプリンガーやカルロス・コレア、アレックス・ブレグマン、マーウィン・ゴンザレスといった、昨季リーグ最多の896得点を叩き出したメンバーがほぼそのまま残った。ユリ・グリエルは2月に左手有鉤(ゆうこう)骨の手術を受けて開幕は出遅れる。
★ポイント:今年も世界一連覇を狙う陣容
ワールドシリーズの連覇は1998年から2000年まで3連覇を達成したヤンキースが最後だ。前述のとおり、今年のアストロズはそれ以来の連覇を目指すことができる陣容だ。先発投手陣と野手陣は充実しおり、連覇のカギとなりそうなのは救援投手陣だ。クローザーのケン・ジャイルズの安定感がいまひとつだからだ。補強のため、今オフ、カブスをFAになったヘクター・ロンドン、インディアンスをFAになったジョー・スミスと契約して底上げを図った。また、先発陣からコリン・マクヒューやブラッド・ピーコックを回すこともできる。