ワールドシリーズ視聴率、米で昨年より23%減少 原因は?

Arthur Weinstein

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今季のワールドシリーズは、市場が大きく人気も高い2チームが対戦したにもかかわらず、視聴率は2017年より23%落ち込んだとVariety.comが報じた。

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5試合の平均視聴者数は1,430万人。2017年の「フォール・クラシック」でヒューストン・アストロズがドジャースを下した際の視聴者数1,870万人より23%減少した。

この落ち込みは、いくつかの理由から想定内であると言える。まず、2017年ワールドシリーズは第7戦までもつれ込んだ。長期間に渡り、かつ接戦したゲームの方が人々の興味を引く。また、スポーツ観戦の視聴率はここ何年も徐々に減少している。原因のひとつに、多くのファンが今までとは違う、ストリーミングという形で試合を視聴している点が挙げられる。これに関連して、Variety.comは、Foxスポーツのストリーミング・プラットフォームにおいて第5戦が、ワールドシリーズの歴代試合のなかで、4番目に多くストリーミングされた試合だったと報じている。ストリーミングの1分当たりの平均視聴数は24万人で、これは2017年の第5戦のものを40%も上回っている。

にもかかわらず、視聴率の低下は大きく騒がれ、MLBは試合時間の長さやペース・オブ・プレー、三振の多さなどの課題に対応し、何らかの対策を講じるべきであるという話へ繋がりがちだ。

原文:World Series 2018: Red Sox-Dodgers TV ratings down 23 percent from 2017

翻訳:Yurika Hirano


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Arthur Weinstein