【WS出場選手紹介】最強クローザーは元捕手!ケンリー・ジャンセン

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ケンリー・ジャンセン(ロサンゼルス・ドジャース)

2009年のWBC、座ったままのスローイングで二盗を阻止したオランダ代表の強肩キャッチャーが、翌年に投手へ転向した。その2年後にクローザ―へ就任すると、打者の手元で小さく曲がるカッターを武器に、現在まで積み重ねたセーブ数は名門ドジャースで歴代トップの230を数える。キャリアイヤーの今季は41セーブを記録して初のタイトル獲得。開幕戦から6月22日まで無四球を続け、その間に奪った52三振はメジャー最多記録となった。最終的には奪三振と与四球の割合を示すK/BB15.57はメジャー史上5位(1901年以降の50投球回以上が対象)と、圧巻の投球内容。西海岸の名門が29年ぶりの世界一を決める瞬間、この男がマウンドに立っている可能性は高い。

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