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動物愛護団体であるPETAは、テキサス・レンジャーズの投手マーティン・ペレスを批判した。ペレスは昨年12月、彼を転落させヒジにケガを負わせた牛を食肉処理したと認めた。今回の批判はこのことを受けて発表されたものだ。
PETAが発表した声明文は「復讐心で牛を殺めたペレスを非難する」と題され、ペレスに対し、自身の行いについてしっかりと考え直し、ビーガン(動物性の食品を一切避ける食生活)になるように説きすすめている。また、PETAはペレスにビーガン食品の詰め合わせも送っている。
「我々は、あなた(ペレス)が自身の行いについて熟考することを望んでいます。牛を食べ、さらしものにすることが、いかに残酷であり、弁解のできない行為であるかを感じることでしょう。復讐心による行動は、あなた自身を小さな人間に見せます。あなたが、この高貴な命を生き返らせられないのは明らかですが、他の牛たちのために、ひいてはあなた自身のためにも、できることがまだ残されています。それは、食生活を変えることです」
この牛はペレスに突進し、飛んで避けた彼が着地に失敗、ヒジをケガする原因となった。牛のその後について聞かれたペレスは、手術を行った後、兄弟と一緒に牛を解体処理して食したと答え、「良い肉だった」と話した。
声明文は以下のように続いている。「シーズン中に体型を維持するためにも、考慮すべきなのは食生活を変えることです。近年、多くのアスリートがパフォーマンスを向上させるために取り組んでいる食事法を、あなたも取り入れてみては?」
「肉や卵、そして乳製品を避けることは、心臓病やガン、糖尿病を未然に防ぐ手助けとなってくれるだけでなく、選手寿命を延ばすことにもつながります。私たちも、あなたを支援すべく、この声明を発表しています。牛の支援ではありません。美味しいビーガン食品の詰め合わせをお送りしますので、ぜひお召し上がりください。この機会を転機としてもらえることを望んでいます」
原文:PETA slams Rangers pitcher Martin Perez in open letter, asks him to go vegan
翻訳:日本映像翻訳アカデミー