レッドソックスの逆転劇を導いたクリス・セールの怒声

Chelsea Howard

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ボストン・レッドソックスが終盤の猛攻により9-6でロサンゼルス・ドジャースを制したワールドシリーズ第4戦。この日、選手たちは単に良いプレーをしただけではなかった。

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レッドソックスが4-0で劣勢だった7回、投手のクリス・セールがアツいスピーチを行い、レッドソックスの反撃に火をつけた。そして、レッドソックスはシリーズ成績を3勝1敗とした。

「トンネルをくぐっていたら、誰かが叫んでいるのが聞こえた」二塁手のブロック・ホルトは言った。「ムーキー(・ベッツ)が来て、ビデオを見に行こうとしていた。僕が『誰が叫んでいるんだ?』と訊くと、彼は『セールだよ』と言った」。

「オーマイゴッド、彼は僕たちに怒っているんだ。思うに、それが僕ら全員に火をつけた。彼がそれ以上怒る姿は見たくなかったからね。だから僕らは、少しばかり良いスウィングをすることに決めたんだ。できれば、明日も勢いを継続したいね」

三塁手のラファエル・デバースも、ホルトと同じようなことを言った。セールのスピーチは彼らしからぬもので、チームにとってターニングポイントになった、と。

「あの瞬間、あれは大きかったんだ。僕らをやる気にさせたから」デバースは言った。「彼があんな風に叫んだり、あんな言葉を口にする姿を見たことはなかったから、ちょっと怖かったよ。でも、あのときまで僕らは苦しんでいて、セールのあれがあったから、僕らは試合の後半を頑張れたんだ」。

アレックス・コーラ監督は、セールの怒声について冗談を言った。「クリスがダグアウトで叫んでいた? 僕は英語が得意じゃないから、何を言っているのかわからなかったよ」。

しかし、そのアツいスピーチは良い結果をもたらした。7回、代打のミッチ・モアランドが3ランホームランを放ち、スコアを4-3まで縮めた。8回、スティーブ・ピアースは試合を同点にした。9回はピアースとデバースを中心に、5点を奪った。

原文:World Series 2018: Chris Sale delivers fiery speech in Game 4 to spark Red Sox rally

翻訳:Muneharu Uchino


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