ヤンキース、投手補強を諦めず。ローテ補強へメッツ2投手に食指

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ヤンキースは期限日前のトレードの可能性について、メッツと引き続き連絡を取り続けている。

ゼネラルマネージャーのブライアン・キャッシュマンは、7月31日まで引き続き対話を続けていくとしつつ、特にメッツについて言及。ヤンキースは、ジェイコブ・デグロム、あるいはノア・シンダーガードをトレードで手に入れたいとの希望を捨てずにいるようだ。ただしシンダーガードに関しては、デグロムほどの噂にはなっていない。

キャッシュマンはバーゲン・レコード紙を通じ、

「私は今後もずっと、ほかのすべてのチーム同様、メッツとの話を続けていく。そして願わくは、トレードの期限日にはいつもそうであるように、双方がともに『踊れる』ような、『正しい曲』を見つけられることを期待している」

と発表した。

<Bergen Recordのヤンキース担当レポーター、ペテ・カルデラのツイート>
「私は今後もずっと、ほかのすべてのチーム同様、メッツとの話を続けていく。そして願わくは、トレードの期限日がいつもそうであるように、双方がともに『踊れる』ような、『正しい曲』を見つけられることを期待している」

デグロムはこれまで、ほかのトレード関連の話題でも何度となくその名が挙げられてきている。メッツのアシスタント・ゼネラルマネジャーのジョン・リコは木曜、チームとしてはデグロム、さらにはシンダーガードなどの大物取引も含め、すべての可能性についてオープンに考える必要がある、としている。

「(メッツのゼネラルマネジャーの)サンディには考えがあるということは理解している。我々はともに、話し合っていくつもりだ。あの2人は我々チームの非常に重要な一部だから」とリコは話す。

「そして私は思うに、我々は、あらゆることを検討する必要がある。だが彼らのようなローテーショントップの投手、ゲームチェンジャーを動かすには、長期的な視野を持って、厳密に考慮していかなければならない」

キャッシュマンのコメントが示唆する通り、ヤンキースがメッツ側の考えを考慮していることは確実なようだ。

ヤンキースのオファーは、メッツを動かすのに十分なものである可能性もある。だがメッツの2人の先発投手のうち、いずれかを手に入れることに関しては、ありとあらゆる「好条件」が必要だ。言い換えれば、この2人、どのチームにとっても高額すぎてただ手が出ない、という可能性もある。 

原文:MLB trade rumors: Yankees staying in contact with Mets on deals
翻訳:Noriko Tabei

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