ヒューストン・アストロズは球団史上2度目のワールドシリーズに出場する。
アメリカン・リーグ優勝決定シリーズ第7戦、アストロズは本拠地ミニッツ・メイド・パークでニューヨーク・ヤンキースを4-0で下した。アストロズは2005年にナショナル・リーグで優勝し、ワールドシリーズでシカゴ・ホワイトソックスに敗れている。彼らは今年、ア・リーグのチャンピオンとしてワールドシリーズの舞台に戻る。
序盤スコアレスで進んだ第7戦は4回裏、エバン・ギャティスがソロホームランを放ってアストロズが先制した。
5回にはホゼ・アルトゥーベにも一発が飛び出した。アルトゥーベを第6戦でも一発を放ち、8回に3点を奪う導火線となった。アストロズはヤンキースの4投手から計9安打を放った。
以下、アストロズがワールドシリーズ進出を決めたこの試合を、3つのポイントから振り返ろう。
MORE: “今なら無料視聴可。ワールドシリーズを見るならDAZN(ダ・ゾーン)に!1. 自信を取り戻したアストロズの攻撃陣
レギュラーシーズンでメジャー最多得点を記録したアストロズ打線が、ついに本領を発揮した。彼らは自信を持ってロサンゼルスに向かい、ヒューストンで直近10イニングに見せた攻撃をドジャー・スタジアムへ持ち込む。
2. チャーリー・モートンは素晴らしかった
ヤンキー・スタジアムでの第3戦、モートンは打ち込まれた。野球ファンの多くは、このポストシーズンで防御率10.13の男をマウンドに送り出すアストロズが勝てると思ていなかっただろう。しかし33歳の右腕は5回2安打5奪三振と好投し、4-0のリードを保って降板した。
クレイトン・カーショウ、リッチ・ヒル、ダルビッシュ有、アレックス・ウッドを要するドジャースとの対戦で、アストロズには良質なピッチングが求められる。アストロズには、移籍後9試合で負けなしのジャスティン・バーランダー、ダラス・カイケル、そして多くの人が第7戦に先発すると予想したランス・マッカラーズがいるが、モートンは燃費の良い投球で僅か54球でヤンキースを抑えた。
モートンをリリーフしたマッカラーズは4イニングを投げ、1安打6奪三振の好投でセーブを挙げた。
「第7戦で投げたかったんだ」マッカラーズはFOXスポーツに話した。「第7戦の終盤に投げるとしたら、準備しておくよと言っていたんだ」
3. ヤンキースの未来は明るい
ゲリー・サンチェス、アーロン・ジャッジ、グレッグ・バードら若手選手たちと共に、ヤンキースは長期的にプレーオフ進出チームとなるための基礎を築いた。彼らは地区シリーズでクリーブランド・インディアンスに2連敗から3連勝し、アストロズとのシリーズも第7戦まで持ち込んだ。
ヤンキースにとって今年は学ぶべきことの多いシーズンだった。彼らは今後も良い戦いをするだろう。
AARON JUDGE! ARE YOU SERIOUS?!
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) October 22, 2017
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