ヤンキースで今季、見納めになるかもしれない二人の選手とは?

Thomas Lott

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ニューヨーク・ヤンキースとの地区シリーズ第4戦で4‐3のドラマティックな勝利を収めたボストン・レッドソックスは、2013年以来初めてリーグ優勝決定シリーズに進出した。

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リック・ポーセロは5イニングを好投し、勝利投手になった。クリスチャン・バスケスはホームランを放ち、試合を決める一発となった。ジ・アスレチックスによると、その一発はヤンキースタジアムで今季2番目に飛距離の短い、338フィートの一発だった。

クレイグ・キンブレルは9回、満塁のピンチを招いて2点を失い、1点差まで詰め寄られて試合をドラマティックにしてしまった。しかし、グレイバー・トーレスのゴロでこの試合、そしてヤンキースのシーズンは終わった。

以下、地区シリーズ第4戦を3つのポイントから振り返ろう。

ヤンキースでは見納め?

この試合はCC・サバシアとブレット・ガードナーにとって、ヤンキースのユニフォームを着て最後の試合となる可能性がある。二人とも今シーズン終了後にフリーエージェントとなり、ヤンキースは若い選手を優先するかもしれない。たとえば先発投手ならチャンス・アダムス、外野手ならクリント・フレイジャーなど。

サバシアはこの試合、ポストシーズンでは自身最短のマウンドだった。3回を投げて被安打5、3失点、奪三振は僅か1。ガードナーはいつも通り、質の高い打席を見せた。これがニューヨークでのキャリアラストゲームになるかもしれない。

レッドソックスのリリーフ陣

シリーズ序盤、レッドソックスのブルペンは見るからに荒かった。ライアン・ブレイジア、ヒース・ハンブリー、エドゥアルド・ロドリゲス、ブランドン・ワークマン、マット・バーンズ、そしてジョー・ケリーは、計13イニングを投げて5失点。ホームランを2本浴びた。

ブレイジア、バーンズ、ワークマンは第1戦で苦戦した。ロドリゲスは第2戦で3ランホームランを浴びた。第1戦でも、クレイグ・キンブレルがアーロン・ジャッジに一発を浴びた。

しかし第4戦では、リリーフ投手たちは良い仕事をした。ブレイジアとバーンズはそれぞれ6回、7回を無安打に抑え、9回のキンブレルまでつないだ。シリーズ前、レッドソックスファンが最も心配していたリリーフ陣だが、これは良い兆候だ。

ファイア・セール

ブレイジアとバーンズは好投したものの、ブルペン陣はアレックス・コーラ監督の信頼を勝ち取るまでには至らず、8回にはキンブレルへのつなぎ役として、クリス・セールが登場した。

結果は最高だった。セールは僅か13球で3アウトを取った。先頭打者のグレイバー・トーレスに大飛球を打たれたときはヒヤリとしたが、他は心配なかった。代打のアンドリュー・マカッチェンにゴロを打たせ、アーロン・ヒックスから見逃し三振を奪った。

2012年以来リリーフ登板のなかったセールだが、彼は試合終盤の頼れるリリーフ投手に見えた。そういえば彼がフロリダガルフコースト大学からプロ入りしたとき、セールをリリーフ投手として評価していた人たちがいたが、今やその人たちはとても賢く見える。

原文:MLB Postseason 2018: Three takeaways from Red Sox's ALDS-clinching win over Yankees

翻訳:Muneharu Uchino


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