ヤンキースが2018年春に解決すべき3つの課題

Alec Brzezinski

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ニューヨーク・ヤンキースはここ数年、ファームシステムの強化を図っていたが、今年は資金を費やす方法に回帰し、ジャンカルロ・スタントンと大型契約を結んだ。

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この春、ヤンキースがやるべき3つのことは以下の通り。

1.新監督のアーロン・ブーンが、若手の主力選手たちに調和する

若手中心のヤンキースがワールドシリーズ進出に近づいたにも関わらず、チームはシーズン終了後にジョー・ジラルディを解任し、元ESPNの解説者アーロン・ブーンにチームの将来を任せる決断を下した。ブーンは、クラブハウスでうまくやっていける和やかな人物だが、過度な期待を持って彼を雇うにはリスクが伴う。

多くの選手がジラルディを支持していたので、ブーンを監督に迎えることは物議をかもした。しかし、監督に就任した今、ブーンがスプリングトレーニングで自分のアイデンティティを主張すれば、ヤンキースは幸先のいいスタートが切れるはずだ。

2.ジャンカルロ・スタントン、グレッグ・バードとグレイバー・トーレスをラインナップに加える

この春、ヤンキースの課題の1つは、望ましい打順を見つけ出すことである。ブレット・ガードナーとジャコビー・エルズベリーは先頭打者向きで、ディディ・グレゴリウスは2番打者を務められることを証明したが、果たして3番から6番には誰を置けばいいのか?

昨シーズン、ルーキーながら52本のホームランを放ったアーロン・ジャッジを3番に据え、4番にスタントンを置けばいい。それが最も理論的に思える。5番にバード、6番にサンチェス、7番はヒックスだ。打順を考える必要があるのは、ヤンキースにとってうれしい悩みだ。トーレスは優秀だが、この超強力ラインナップにおいては、9番を打つしかない。

3.ポストシーズンのために、安定した4番手の投手を見つける

この投手は、既にロスター入りしている選手かもしれない。昨シーズン確かな活躍を見せ、ポストシーズンでも登板し、皆を驚かせたCC・サバシアは、ヤンキースと1年間の再契約を結んだ。しかし、ルイス・セベリーノ、田中将大、ソニー・グレイだけでは、ヤンキースの先発ローテーションは少し手薄い。

ヤンキースは、今オフ、もう1人の投手を探し続けている。ヒューストン・アストロズへの移籍が決まる前のゲリット・コールに接触し、ダルビッシュ有やマイケル・フルマー、クリス・アーチャーの獲得も視野に入れていた。ヤンキースには、頼りになる投手がもう1人必要だが、今すぐ獲得する必要はない。7月末のトレード期限に、球団のニーズを見直し、それに基づいて適切な投手を獲得すればいいだろう。

原文:MLB spring training 2018: Three things on the Yankees' to-do list

翻訳:Atsuko Sawada

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