マーリンズ外野手、球団の主力大量放出に不信感募る

Alec Brzezinski

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マイアミ・マーリンズがオフシーズン中、主力選手を次々と放出していることで、スター外野手のクリスチャン・イエリッチも残留するかトレードを志願するかで心が揺れている。

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26歳のイエリッチはメジャーでの5シーズン全てで打率.280以上をマーク。更に20本塁打以上、20盗塁を記録できる選手へと成長した。仲の良いジャンカルロ・スタントン、マーセル・オズナ、ディー・ゴードンの打順に守られていたが、彼らは全員放出となった。

『ESPN.com』によると、イエリッチはマーリンズが主力選手を大量放出したことに不信感を募らせており、球団との面談を望んでいる。

更に、JT・リアルミュート捕手もトレードを要求しているとのこと。イエリッチも同じ方向に動く可能性が出てきた。

「この2週間、僕は将来勝てる組織の基盤づくりを行っていた。もし、更なるトレードが必要になれば、トレードが可能な選手から話し合いを進める」と、マーリンズのマイケル・ヒル野球部門社長は語っている。

仮にイエリッチがトレードを志願して球団も出すことを決めても、イエリッチには4年総額4450万ドルの契約が残っている。

数年前からマーリンズはスター選手の大型補強と大量放出を繰り返している。ある年は高額年俸の選手を獲得したと思いきや、翌年は大量放出。新オーナー・グループのもと、将来のビジョンが見えにくい状況だ。

マーリンズから主力選手が去ることで、来シーズンのイエリッチの成績は低迷する恐れがある。マーリンズの再建が軌道に乗らなければ、彼のキャリアにも影響を与えそうだ。

原文:MLB trade rumors: Christian Yelich 'unhappy' with Marlins' offseason

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Alec Brzezinski