MLBで最もトレードの噂が取り沙汰されてるジャンカルロ・スタントン外野手は2018年、一体どこでプレーするのか。MLBがオフシーズンに入ってから一番の謎かもしれない。
新体制で年俸総額を縮小する方針のマリナーズは、主砲スタントンをトレードに出すだろうと見られている。彼の超大型契約と全球団に対するトレード拒否権によってマーケットは狭まっているが、それでも2017年に59本塁打のナショナル・リーグMVPには十分な関心が集まっている。
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Sporting Newsはスタントン選手に関するトレードの最新情報を伝えていく。
ここでは、これまで報道されてきた「噂」を下記の通り、まとめてみた。
11月28日の噂:NBC Sports Bostonのイヴァン・ドレリッチ記者は、チームの考えに詳しいとある筋の情報を引用し、ボストン・レッドソックスはスタントン選手獲得競争に勝てる見込みがないと伝えた。
11月28日の噂:St. Louis Post-Dispatchのデリック・グールド記者によると、両チームの話し合いが進めば、マーリンズはカーディナルズに対してスタントンとの交渉権を与えるのだそうだ。カーディナルズは名乗り出ているチームの中でも有力候補だが、トレード拒否権を持つ本人はセントルイスでプレーすることに興味がないと報じられている。
11月27日の噂:MLB Networkのジョン・モロシ記者によると、マーリンズがスタントンの希望する球団リストを受け取っており、その中にはロサンゼルス・ドジャースの名前が書かれているそうだ(ちなみに、スタントンは南カリフォルニアの出身だ)。他にどこのチームが記載されているかは知らされていない。同記者はまた、スタントンが現段階ではどの球団に対しても拒否権を行使していないと伝えている。
11月27日の噂:ESPNのジェリー・クラスニク記者は、大物選手の移籍が活発化する12月10日のウィンターミーティングまでにスタントン選手の運命が決まるだろうと伝えた。契約締結に至るか、長期に渡る契約交渉に飽きた各球団の興味が他の選手に移り変わってしまうか、いずれかだという。
11月21日の噂:MLB.comのマーク・フェインサンド氏は、マーリンズとジャイアンツとの間に”深い話し合い”の場が設けられており、ナ・リーグMVPの着地点としてはサンフランシスコが好ましいのではないかと伝えた。
11月20日の噂:Sirius/XM Radioのクレイグ・ミッシュ記者によると、ジャイアンツとカーディナルズがトレードに申し出ているそうだ。また、ジャイアンツが二塁手のジョー・パニックと有望選手らを、スタントンと盗塁王ディー・ゴードンと引き換えにトレードに出すと報じている(後に、San Francisco Chronicleのジャイアンツ担当記者、ヘンリー・シュルマンは、ミッシュの報道で挙げられた名前は正確ではいないと指摘している)。
11月19日の噂:Fox Sportsは、カーディナルズがマーリンズに対して正式なオファーを出したと報じた。St. Louis Post-Dispatchは、このトレードには将来有望なピッチャーが関わってくるだろうと伝えている。
11月15日の噂:Boston Herlandによると、スタントンはカーディナルズかレッドソックスならトレード拒否権を使わずに契約合意に至るそうだ。一方、NBC Sports Bostonは、”スタントンの考えに詳しい”とある人物によると、彼は興味を示してくれたどのチームに対しても”柔軟に考えている”と伝えている。
原文:Giancarlo Stanton trade rumors: Latest news, updates on Marlins slugger
翻訳:渡邉剛