マーリンズに続いてブルージェイズも球団売却か

Alec Gearty

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マイアミ・マーリンズがデレク・ジーター率いるグループに12億ドルで売却されることが明らかにされてから4ヵ月後、カナダの大手通信企業ロジャーズ・コミュニケーションズは、トロント・ブルージェイズを売却するというアイデアを考えている。

『Bloomberg』のナタリー・ウォンによると、ロジャーズのCFOトニー・スタフィエリは、ブルージェイズの売却は「他の投資のために資金確保」が目的であると語った。40年の歴史を持つフランチャイズの売却について、まだ具体的な交渉はないが、ロジャーズは買収時の価格よりも確実に高い値段でブルージェイズを売れるだろう。

 

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ロジャーズは2000年に、ベルギーに拠点を持つビール会社であるインターブリューから、1億6000万ドルで球団を手に入れた。

『Forbes』の2017年の発表によると、ブルージェイズの価値は13億ドル。メジャーリーグ全体で16番目に高い価格だ。マーリンズは巨額で売却されたが、『Forbes』はマーリンズの価値を9億4000万ドルとしている。

ブルージェイズが売却されたとしても、ロジャーズはスポーツの世界から立ち去るわけではない。事実、彼らはNHLとの12年520億ドルの契約が完了するまで10年待たねばならず、それがスポーツメディアにおけるスタフィエリのスタンスに影響している、とウォンは言う。ロジャーズは、NBAラピュターズ、NHLメープルリーフ、トロントFC、マーリーズ(ホッケー)、トロントFC2部、ラピュターズ905を保有するメープルリーフ・スポーツ&エンターテイメントの37.5%を保有している。

原文:Rogers considering selling Toronto Blue Jays, report says

翻訳:Muneharu Uchino

Alec Gearty