マリナーズ移籍のゴードン、センターへコンバート

Alec Brzezinski

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シアトル・マリナーズは今オフシーズン、積極的な動きを続けている。7日、マイアミ・マーリンズのスピードスター、ディー・ゴードンを獲得した。

メジャー7年のキャリアでセカンドを守り続けてきたゴードンは、センターにコンバートされる見通した。マリナーズのセカンドには既にロビンソン・カノーがおり、8度のオールスター選出を誇るカノーはすぐにポジションを変えないだろう。

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スピードと打席での粘り強さを武器に、ゴードンは過去3年でもっともすぐれた一番打者のひとりとして君臨してきた。しかし、セカンドを守っているときも、その守備には課題があった。センターを守る上で、肩の弱さが問題になるだろう。

 

 

攻撃面では、マリナーズの打線をすぐに良くするだろう。カノー、ネルソン・クルーズ、カイル・シーガー、そして最近獲得したライアン・ヒーリーと、パワーのある打者が揃っている。ゴードンは打席の安定感と優れた走塁で貢献するだろう。

2016年に違法薬物使用で80試合の出場停止処分を受けた後、ゴードンは今季打率.308、出塁率.341、超打率.375、114得点、60盗塁の活躍を見せた。彼はまた、93三振しかしなかった。

マリナーズは日本のセンセーション、大谷翔平も狙っている。しかし、彼らは大谷の移籍先候補から外れつつある。

マーリンズは今オフ、新しいオーナー陣に代わってから、年俸削減を行っている。ゴードンは3800万ドルの契約が残っており、2021年の球団オプション1400万ドルもある。マーリンズはナショナル・リーグMVPのジャンカルロ・スタントンも手放そうとしている。

マリナーズは今年ポストシーズン進出を逃したが、来季に向けて良い動きをしている。

原文:Where does Dee Gordon fit in with the Mariners?

翻訳:Muneharu Uchino

Alec Brzezinski