俳優ウィル・スミスは、マイケル・ジョーダンが大きな成功を収められなかった時代の話をヒット作品にしたいと願っている。
ハリウッドのウェブサイト『tracking-board.com』によると、スミスがプロデュースしようとしている映画のテーマは、バーミングハム・バロンズでプレーしたジョーダンのマイナーリーグにおける短いキャリアだ。
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先にお伝えしておくと、『tracking-board.com』によれば、当時31歳だったジョーダンを演じるのは、現在49歳のスミスではない様子。同メディアは以下のように伝えた。
ベン・エプスタインの脚本「The Prospect」は、父親の死後、ジョーダンが自身を見つめるために野球に挑んだ1年を伝えた物語。ジョーダンの父ジェームス・R・ジョーダン・シニア氏は1993年7月、ハイウェイの路側帯で2人に殺害されている。ジョーダンは一度目の引退から4カ月後の1994年2月、シカゴ・ホワイトソックスとマイナーリーグ契約を結んだ。
ジョーダンは1994年、ホワイトソックス傘下のAA級バーミンガムでプレーした(当時の監督はテリー・フランコーナ)。成績は127試合で打率.202(436打数88安打)、本塁打3、打点51、盗塁30、三振114。外野手だったジョーダンは11エラーも記録した。
映画化が実現していない優秀脚本の中から業界内の投票で選出される、いわゆる「ブラックリスト」が12月18日に発表されたが、「The Prospect」はそのひとつに選ばれている。
原文:Will Smith to make movie about Michael Jordan — as a baseball player
翻訳:Hiroaki Nakamura