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ジャイアンツの元監督ダスティ・ベイカーが、ラリー・ベールCEOのアドバイザーとしてチームに戻ってくることがわかった。当時のオーナーとの対立を原因にチームを去ってから16年、「ケガは治りかけだ」とジョークを飛ばした。
Dusty Baker is a master at many things, and we are so lucky to have him back in the Orange & Black. #ForeverGiant | #SFGiants pic.twitter.com/jfHLZlXDJo
— San Francisco Giants (@SFGiants) 2018年3月26日
<サンフランシスコ・ジャイアンツ公式ツイッター>
ダスティ・ベイカーは多方面に才能があり、オレンジ&ブラックをもう一度着てもらえることはとてもラッキーなことだ。#ForeverGiant #SFGiants
「ジャイアンツOBの中でも最も愛されている人物である彼は、このポジションに必要な知識と経験が豊富で、深く広くチームに貢献してくれるだろう」とベールCEOは語った。
ベイカー(68歳)は1993〜2002年にかけてジャイアンツの監督を務め、840勝715敗(勝率.540)でナ・リーグ最優秀監督に3度も輝いた。
2002年には、バリー・ボンズやジェフ・ケントなど神経質なメンバーを抱えながらも、ナショナルリーグ地区優勝を果たした。しかし、エンゼルスと対戦したワールドシリーズでは第6戦、第7戦と連敗し、当時オーナーだったピーター・マゴーワンとの不和は激化した。
チームを13年ぶりにワールドシリーズへ導いたにも関わらず、ベイカーの契約は延長されなかった。ワールドシリーズに出場したチームが、直後にその監督を解任するのは約30年ぶりの出来事だった。
「ケガは治りかけだが、既にいい思い出だ」とベイカーはAP通信を通じ、当時のことを振り返った。
「彼はサンフランシスコ・ジャイアンツのために数多くのことをしてくれた。ダスティがチームに戻ってきて再び力を貸してくれることを嬉しく思う」と現監督のブルース・ボウチーは語った。「私たちは両手を広げて彼を迎え入れる。シーズンを通して彼と話せることを楽しみにしている」。
ベイカーはジャイアンツを去ったあと、カブス、レッズ、ナショナルズで監督をしてきた。22シーズンで1863勝1636敗(勝率.532)、9回もポストシーズン進出を果たしてきた。
原文:Dusty Baker reunited with Giants as special adviser to CEO
翻訳:Go Watanabe