ホセ・キンタナをトレード放出した見返りにホワイトソックスはヒメネス選手に加えてディラン・シーズ投手も獲得したが、シーズ投手のメジャーリーグへの昇格はまだ先になりそうだ。
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シーズはチームの再建に期待している。「ホワイトソックスではチャンスがたくさんあるし、スター選手がそろっているのでワクワクする」とスポーティングニュースに語った。
2014年にドラフト6位指名でシカゴ・カブス入りしたシーズは組織を再建し、ワールドシリーズを優勝した絶頂期を直に見た。近い将来、ホワイトソックスにも同じような光景が見られることを楽しみにしている。
「優勝したときに僕もチームの一員だったと言えたらカッコイイ」と数年しか所属していなかったカブス時代と今後のホワイトソックスの展望を思いながらシーズは話した。「素晴らしい選手が大勢いるから実現できる気がする」。
昨シーズンに出場した試合は全てマイナーA級だったこともあり、シーズが2018年シーズン中にメジャーへ昇格できる可能性は低い。しかし、持ち味の剛速球と奪三振を多く奪うところはコペック投手に匹敵しているのでメジャーへの昇格はそう遠くないだろう。
若手有望株の選手陣を取りまとめて育成に力を注ぎ、準備が整えばメジャーへ昇格させる。
それを指揮できる人としてリック・レンテリア監督は適任者だとホセ・アブレイユは断言した。「レンテリア監督は選手たちを巧みに奮起させる。イメージ通りの試合ができるように自信を持たせてくれるんだ」とアブレイユは話した。
ハーンGMもレンテリア監督を高く評価している。チームを再建するためにレンテリア監督が何を大切にしてきたかは容易に理解できる。
「我々は選手間でもっと関わりを持つことに努力した。彼らのプレーは常に評価されている環境に置かれている。今後、困難に直面してもお互いに支え合って乗り越える術を身につけて欲しい」とレンテリア監督は言う。
もちろん、球団再建と選手育成は平行して進められないが、若手有望株の選手が成功できないのは好ましくない。ハーンGMは途中で立ち止まることも承知で、野球の神様は選手たちに試練を与えることもあるだろう。だが、さまざまなタイプの選手たちと組織文化がしっかりしていれば必ず勝ち抜くことができるだろう。
“パパ”アブレイユが言うように、ホワイトソックスの組織文化は大切に育てられた。上から下まで仲間意識が強く感じられる球団で、それは近い将来実を結ぶだろう。そして、特大ホームランを打つヒメネスは今夏メジャーへ起用される準備はできている。
「これから、どんどんいいチームになっていくよ。そして、上位に入れるようになれば、もっと楽しくなっていくよ」とヒメネスは語った。
(完)
原文:MLB 2018: White Sox rely on family culture as rebuild reaches next phase
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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