ベテラン一塁手カルロス・サンタナ激怒「仲間が試合中テレビゲームしていた」

Sporting News Japan Staff

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元所属チーム、フィリーズのクラブハウスで蔓延していた怠慢感

今オフ、古巣クリーブランド・インディアンスに復帰したベテラン一塁手カルロス・サンタナは、フィラデルフィア・フィリーズに所属していた2018年9月の終わり、試合中にクラブハウスで控えていたチームメイトたちがテレビゲームに興じているのを発見、咄嗟にバットでテレビを破壊してしまったという。本人が『ESPN』に明かした。

サンタナは当時のことをこう語っている。「名前は言いたくないけど、何人かが試合中にテレビゲームをしていたんだ。僕たちは負けが重なっていたんだけど、彼らは何も心配していないみたいだった。チームメイトのことも、コーチやスタッフ、フロントオフィスの皆のこともリスペクトしていないよね。僕は普段そんなに怒らないんだけど、この時ばかりは怒ったよ。良くしていきたいと思っていたからね」

サンタナは、チームがアトランタ・ブレーブスと戦っているまさにその最中、一部のメンバーが全世界で爆発的な人気を誇り、多くのアスリートもハマっているというゲーム“Fortnite(フォートナイト)”に興じていたのを目撃。バットを手に取り、テレビに向かって振り下ろした。

「何が起きているかわからなかった。なぜチームが、試合中にクラブハウスで時間を潰すことを許しているのかも。そんなの今まで見たことなかったからね、試合中にテレビゲームなんて。プロフェッショナルじゃないよ。すべてのチームは、一丸とならないといけないんだ」

この時フィリーズは9連敗中、プレーオフ進出の望みは消えていた。

「もうあとは消化試合だったのはわかっているよ、でもプライドを持たないと。ロースターには25 人の選手がいて、全員が同じ方向を向いていないといけないんだ」

選手たちの堕落ぶりを悲観していたのはサンタナのみではない。今オフ、フィリーズは試合開始1時間前には、卓球やビデオゲームなどの娯楽をやめるというルールをつくったという。また、今季フィリーズはブライス・ハーパーと超大型契約を結んだ。クラブハウスの空気は否が応でも引き締まるはずだ。

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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。