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マイク・ソロカは確かにブレーブスが自慢するだけの投手だった。少なくとも、メジャー・デビュー戦となった現地時間1日のメッツ戦ではそうだった。
20歳の新人は先発して6回を投げて6安打、5三振、1失点。チームは3—2で勝ち、勝利投手になった。
以下は彼のデビューに際して知っておくべき3つのことである。
1. 王者のメンタリティ
タイガー・ウッズの全盛期には、彼の完全主義を物語る逸話がいくつもあった。中でも秀逸なのは、パットを決めた後になかなかグリーンを去らなかったことだ。成功したパットでも、本人は納得いかなかったのだった。ソロカはグリーンには近づかなかったけれど、マウンド上でウッズを思い起こさせるようなことがあった。トッド・フレージャーと対戦したとき、94マイルのボールで初球ストライクを取った。大概の投手ならまず満足するところだが、ソロカは不満だった。このツーシームはコースが甘かったと言うのだ。初球ストライクなら上々の結果だろうがソロカにとってはそうではなかった。こうした姿勢は、勝者を作り上げる。ソロカは自分がまだまだ成長することを知っている。真に成長するまで、満足することはないのだ。
2. 新旧混在
ピッチングの基本は、レベルを問わず速球の精度を磨くことである。投手コーチの中には、打順の一回り目では変化球を隠し、二巡目に投げるのがいいという者がいる。だが最近のMLBでは、各打席にすべての球種を駆使して打者に狙い球を絞らせないピッチングが流行している。つねにあらゆる球種を使うのが効果的だということだ。ソロカは両方のやり方をうまくミックスしている。最初は速球を軸にしながら、打者にいろいろなボールを見せる。同じ速球でもシンカー、カット、まっすぐと多彩な軌道があるから可能なのだ。二回にトマス・ニドを三振に仕留めたときなど、ボールが動くと予想した打者に対してまっすぐを投げたのだった。これでは打者は狙い球を絞ることができない。走者を置いてもストライクが投げられる。このカナダ人投手は若いに似合わず巧みなピッチングをする。
3.若手がずらり
20歳270日のソロカが加わり、ブレーブスのロースターにはア、ナ両リーグを通じて最も若い3人が揃った。20歳134日のロナルド・アクーニャ、それに21歳114日のオジー・アルビースである。ブレーブスは5月1日終了時点で17勝11敗。ナ・リーグ東地区で首位メッツに0.5ゲーム差である。平均年齢27.7歳。現在、開幕前の予想よりいいチームだが、誰も予想していなかったほど地区優勝争いに近づくかもしれない。
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原文:Three takeaways from Mike Soroka's Braves debut
翻訳:Hirokazu Higuchi