アトランタ・ブレーブスは2017年に70勝92敗の成績で、2014年以来の70勝到達となり、ようやく前進の兆しが見えた。
今シーズン、ブレーブスはいつ再建モードをやめるかを判断するためにも、どれくらい前進すべきなのかを見極める必要がある。
では、ブレーブスの春の課題を見てみよう。
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1. ダンスビーの活躍
ダンスビー・スワンソン遊撃手は才能はあるものの、全体1位指名選手という輝かしい肩書きには到底及んでいない。2017年は144試合に出場し、打率 .232、6本塁打という数字だった。しかし、チャンスには強かったのだ。『Baseball Reference』によると、スワンソンは試合を動かす可能性のある打席に111回立ち、打率 .319を残しているのだ。しかしその反面、チャンスの低い255回の打席ではわずか打率 .199という数字も記録している。
ブレーブスはどんな状況であろうと、スワンソンに活躍してもらう必要がある。全体1位指名選手とはそういうものなのだ。もしブレーブスが彼を有力な先発遊撃手に育成することができるのならそれが最適だが、もしなかなか結果を出すことができないのであれば、他の選手を検討する必要があるのかもしれない。
2. ローテーション決定
フリオ・テヘラン以外、ブレーブスのローテーションは確定要素がない。マイク・フォルタネビッチやブランドン・マッカーシーのような経験豊富な投手は多いが、ローテーションが実際どうなるのかは見当がつかない。
2番手はマッカーシーとフォルタネビッチのどちらなのか? 残りのローテーションは? ショーン・ニューカム、マックス・フリード、ルイス・ゴハラ、ルーカス・シムズ、もしくは2017年のマイナーリーグ投手か誰かなのだろうか? 選択肢は多いのだが、確定要素が欲しいところだ。
3. アクーニャを急かすべきかどうか
もしブレーブスファンなら、ロナルド・アクーニャのことはご存知だろう。20歳のアクーニャは2017年、マイナーリーグで打率 .325を残し、もっとも期待されているプロスペクトのひとりだ。ブレーブスはエンダー・インシアルテなど良い外野手がいるものの、アクーニャの可能性に届く選手はひとりもいない。
ではブレーブスは彼を先発すべきなのだろうか? それとも時間をかけて育成すべきなのだろうか? この春、その質問にひとつの答え出さなくてはならない。
原文:MLB spring training 2018: Three things on the Braves' to-do list
翻訳:大西玲央
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