ブルージェイズの捕手マーティン「夢だった」遊撃でMLB初プレー

John Arlia

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ブルージェイズの捕手ラッセル・マーティンは13年間のメジャー生活で1500試合以上に出場している。そんな彼がメッツに2−15で敗れた15日の試合で初めての経験をした。

ブルージェイズが2−9とリードされて迎えた八回裏、ジョン・ギボンズ監督はマーティンに捕手の防具を外して遊撃を守るように言った。マーティンが遊撃の守備に就くのは初めてのことだった。

「試合そのものについて話すのはないんだけれど、私には今日の試合ではいいことが起きた。監督のあの言葉で夢が実現した。事情はちょっと微妙だが、メジャーで初めて遊撃を守った日のことは忘れないだろう」と敗戦後、マーティンは語った。

遊撃は初めてだったが、内野の守備はマーティンにとって特別な経験というわけではない。35歳の彼は195イニング1/3にわたって三塁でプレーしている。最近では今月12日のレッドソックス戦で、三塁手で先発している。

その他に2016年にブルージェイズで7イニング二塁に入り、2013年にはパイレーツで5イニング2/3右翼を守った。ただそのいずれも、遊撃手という彼の子供のころの夢を満たすものではなかった。2013年のワールド・ベースボール・クラシックでカナダ代表の監督に売り込んだことがあったが、所属していたパイレーツが捕手以外のポジションでプレーしてけがでもしては大変と禁止してきた

15日、ギボンズ監督からチャンスをもらい、ついに夢を叶えることができた。

「チャンスをうかがっていたんだ。彼はわがチームにあって最高の内野手の一人だ。だが本職は捕手だからね」とギボンズ監督は言った。

遊撃手として打球をさばく機会はなかった。ウィルマー・フローレスの三ゴロ併殺と、ジェイ・ブルースの一直で終了した。

「打球が飛んで来なくて、ちょっと残念だったね。ただ、それでも彼が遊撃をこなせることは分かった。彼が遊撃を守ることはそうないとは思うけれど、私の中では彼はいい遊撃手だ」(ギボンズ監督)。

マーティンとブルージェイズは雪辱を期して16日のメッツ戦に臨んだ。

原文:Blue Jays catcher Russell Martin plays shortstop for first time in MLB career
翻訳:Hirokazu Higuchi

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