ブルージェイズが超薄給マイナーリーグの賃金アップへ これまでの約1.5倍に

Sporting News Japan Staff

ブルージェイズが超薄給マイナーリーグの賃金アップへ これまでの約1.5倍に image

年収が100万円以下も珍しくはないマイナーリーグの賃金事情

巨額の大金が行き来するメジャーリーグとは違い、年収が100万円以下となることも珍しくないマイナーリーグの賃金事情。トロント・ブルージェイズが、その改革に乗り出したようだ。17日、『ジ・アスレチック』が報じた。

MLBはかねてより、“職業”という扱いにならないマイナーリーガーの賃金をできる限り抑える策を講じてきた。そのためのロビー活動も積極的に行い、2018年には米下院で可決された法案“Save America’s Pastime Act(米国の娯楽を保護)”によって、マイナーリーガーの時間外労働賃金を支払わなくてもよいと法律で認めさせることに成功した。

ブルージェイズはこの流れに逆行することを選んだ。選手の給料をレベルに合わせて約50パーセント前後アップさせるという。ベン・シェリントン副社長によると、この計画については1年以上前から構想を練っていたといい、現在は最終段階にまで到達しているようだ。

ドラフト上位指名や海外から鳴り物入りで入団した選手でもない限り、メジャーに昇格するのは至難の技だ。今回の計画は、月10万円程度の収入をシーズン中にしか受け取れないブルージェイズ傘下のマイナーリーガーたちにとって、願ってもみない知らせだろう。

しかしシェリントン副社長は、それではまだ不十分だという。「私たちの願いは、他のチームもこれに続いてくれることです」。リーグ全体でマイナー選手の待遇改善が行われる日は来るのだろうか。

▶MLBを観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう


■【オリンピック特集】ファン必見!注目記事・動画まとめ

hanyu1

【動画】羽生結弦、平昌五輪FSの“王者の輝き”をもう一度

hanyu2

【動画】羽生に贈られるプーさんはその後どうなる?

uno

【動画】宇野昌磨、平昌五輪FSの感動を振り返ろう!

7人制ラグビー日本代表が東京五輪への出場権を獲得

【動画】いざ東京へ!!陸上男子日本代表、リオ五輪4×100mリレー決勝

※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

【DAZN関連記事】
【必読】DAZN(ダゾーン)の"トリセツ" 最新・2019年版!
DAZN(ダゾーン)の番組表がこちら!野球・サッカーなど競技別表示機能も

Sporting News Japan Staff

Sporting News Japan Staff Photo

日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。