ミルウォーキー・ブルワーズは、クリスチャン・イエリッチをトレードで獲得し、FAのロレンゾ・ケインと契約を結び、外野の補強を行った。新顔のためにスペースを空けるべく、ライアン・ブラウンは守備位置の変更に前向きだ。
先日のチームイベントで、ブラウンは、スプリングトレーニングでは喜んで一塁もしくは二塁を守りたいと語った。
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「僕はチームの方針に合わせて、どこでも守るつもりだ。全力を尽くすよ」ブラウンは、ミルウォーキーの地元メディアに対し、こう述べた。「チームとコミュニケーションをとって、たくさん話し合いたい。チームの方針やロスターについて確認したいんだ」
「近年の野球では、複数のポジションを守れる選手が重宝されることは明白だ。シーズン中に負ってしまう可能性がある故障の種類によっては、たくさんのポジションを守れる選手の方が確実にチームにとって有益な選手なんだ」
ブラウンは、2007年に三塁手としてナ・リーグの新人王に選出されたが、2008年まで外野を守ったことはなかった。マイアミ大学では最初、ショートを守っていたが、2年生の時に三塁にコンバートしているので、内野の守備には慣れている。
「僕は内野手として育ってきたので、ゴロの捕球をしたことないなんてことはない」ブラウンは語った。「むしろ、慣れ親しんだ動きに戻る感覚だ」
「できるだけの努力をするつもりだ。一塁を守っている選手や、外野から内野に戻った選手たちとたくさん話をしようと思っている」
ブルワーズのクレイグ・カウンセル監督は、ケインをセンターに固定し、イエリッチは2014年にゴールドグラブ賞を獲得したレフトに据えるつもりだと語った。ドミンゴ・サンタナは、2017年シーズン、主にライトで151試合以上に出場しキャリアベストの成績を残した。ブルワーズの外野には、他にキーオン・ブロクストンとブレット・フィリップスもいる。
「我々のチームは、確かに外野の選手層が厚い」カウンセル監督は述べた。「うまく機能させるには、いくつかの方法があると思う。様々な戦略を試して、どんな結果を生むのか確かめたい」
原文:Ryan Braun will work at 1B to help ease Brewers’ overcrowded OF
翻訳:Atsuko Sawada