パイレーツが2018年春に解決すべき3つの課題

Ron Clements

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パイレーツは、アンドリュー・マカッチェンやゲリット・コールらスター選手を手放してチーム再編を行っているが、2018年への期待はあまり高くない。が、このことは、今年は強いチームを作ると誓い、コリン・モランに大きく期待をしているクリント・ハードル監督には言わないでほしい。モランは25歳の3塁手で、コールとのトレードでヒューストン・アストロズから獲得した選手だ。モランは、ここ2シーズンでまだ16試合しかメジャーリーグでプレーしていないが、ベテランのデビッド・フリースを差し置いて先発に指名されている。

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パイレーツが解決すべき3つの課題を見てみよう。

1.3塁外野の先発を決定する

パイレーツがサンフランシスコ・ジャイアンツにマカッチェンをトレードしたのは、期待の新人オースティン・メドウズがいたためである。メドウズは今春、メジャーのレギュラー選手となれる実力を証明する必要がある。しかし、24歳のジョーダン・ラップロウとクリス・ボスティック、ベテランのショーン・ロドリゲス、そしてFA獲得したダニエル・ナバが彼の前に立ちはだかる。

パイレーツの2人の先発外野は、スターリング・マーテイとグレゴリー・ポランコに決定しているが、3人目の枠を今年の春に決定する必要がある。

2.先発ローテーションを埋める

コールが去り、ジェイムソン・タイヨンがローテーションの1番の座に就くと予想される。タイヨンの過去2シーズンの成績は、13勝11敗、防御率3.98、210奪三振で、237回2/3の投球に対し63の与四球を記録している。

タイヨン以外の投手は実力が良く分からず、6投手が4つのポジションをめぐり争っている状態だ。2016年にパイレーツと戦った、元ニューヨーク・ヤンキースの投手イバン・ノバは、恐らく4人のうちの1人に選ばれるだろう。彼は31歳の右利き投手で、昨年の成績は11勝14敗、防御率4.14であった。その他に、25歳のジョー・マズグローブ、チャド・クール、トレバー・ウィリアムズ、スティーブン・ブラウルト、24歳のタイラー・グラスノーがいるが、全員まだ2年以上メジャーリーグに在籍していない。

3. 辛抱強く臨機応変に

今年は厳しいシーズンになるだろう。ハードル監督は試合に勝つために、打順を色々といじくり回す必要がでてくるかもしれない。パイレーツの選手は若いため、適切な順番を見つけるまでに時間がかかる可能性があるからだ。マカッチェンがいない今、一塁手のジョシュ・ベルが恐らく最も良い打者であろう。しかし、彼もまだ25歳で、昨年の成績は549打席中117三振であった。

ハードル監督は各選手の特徴を理解する必要があり、シーズン初めのパイレーツの先発9人は常に同じではないかもしれない。

2月14日、ハードル監督はピッツバーグ・ポスト・ガゼットに「我々が勝てば、会場は熱気と歓声に包まれるだろう。私は勝利を信じている。勝ち残り、プレーオフに参加するのを楽しみにしている。この信念は揺るがない」と語った。

原文:MLB spring training 2018: Three things on the Pirates' to-do list

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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