タンパリング疑惑のハーパー、自身の発言をさらに強調
現地6日、フィラデルフィア・フィリーズに入団したばかりのブライス・ハーパーが、自身の発言が巻き起こした疑惑について、コメントした。
ことの発端は、ハーパーが5日のラジオ番組で、2020年シーズン後にロサンゼルス・エンゼルスからFAとなるマイク・トラウトについて、「もし2020年に僕がマイク・トラウトをフィラデルフィアに誘わないって思っているなら、君はクレイジーだよ」と語っていたことだ。
エンゼルスはこの発言が、自軍のスター外野手トラウトを暗に勧誘し、リーグで禁止されている不正な移籍交渉“タンパリング”にあたる可能性があるとして、MLBと調査に乗り出していた。
ハーパーは6日、「そう思っていなかったら、そんな発言はしないよ」と自身の発言をさらに強調。
『ESPN』によると、ハーパーは今回の騒動について、「(フィリーズとはこの件について)少し話したよ。MLBとかそういう話は出てきていないけど」とし、「でももし時がきて、FAになる選手がいたら、みんな何が起きるか気になると思うけど。わかんないけどね」と濁しつつも、発言に対する否定はしなかった。
一方トラウトはハーパーの発言を受け、「彼は興奮しているんだよ。新しいチームに興奮しているんだ。僕は彼の発言をどうこうすることはできないよ」と話している。
ハーパーは2日に行われた入団会見でも、「2年後、契約が終わる選手を知っている。彼がどうなるか、見ていましょう」と発言していた。そして今回の大型契約に至るまで、トラウトとは蜜に連絡を取って相談をしていたとも報じられている。
エンゼルスは今のところトラウトの放出は考えておらず、ハーパーを超える3億5000万ドルでの契約延長を検討していると見られている。
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