水曜日、ワシントン・ナショナルズは敵地リグレー・フィールドでシカゴ・カブスを5-0で破り、ナ・リーグ地区シリーズを2勝2敗のタイとした。
雨天延期を経て、両チームは曇り空のシカゴのダイヤモンドに戻ってきた。予想に反してスティーブン・ストラスバーグは、素晴らしいボールでカブス打線をねじ伏せた。
カブスはシーズンを継続するため、昨年のワールドシリーズ第7戦と同じように、敵地での重要なゲームに勝たなければならなくなった。
以下、この試合を3つのポイントから振り返ろう。
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1. ストラスバーグを打つのはほぼ不可能
第4戦はもともと火曜日の夜に行われる予定だったが、数時間に渡る雨のため延期となった。1日遅れたことによって、ナショナルズはタナー・ロアークの代わりにストラスバーグを先発させることが可能になり、シカゴを大いに落胆させた。
ストラスバーグは7回無失点、3安打2四球12奪三振をマークした。ストラスバーグはこのポストシーズン、2度の先発で計14イニングを投げ無失点、22奪三振を記録している。水曜日、彼は破壊的なチェンジアップに合わせて速球を活用した。カブスとしては、雨で中心にならない方が良かったに違いない。
2. マイケル・テイラーの躍進
今シーズンのはじめ、テイラーは忘れられた男だった。ナショナルズはホワイトソックスとのトレードで、センターのアダム・イートンを獲得していた。しかし、イートンの今シーズンは4月に故障して終了した。代わりに出場するようになったテイラーは打率.271、19本塁打、53打点を記録した。
テイラーはこの試合の8回、満塁の場面で打席に入った。この時点で試合は1-0の投手戦だったが、テイラーはシカゴの暗い空を突き抜くホームランを放った。
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3. 選手層の薄さを露呈したカブス
ストラスバーグが素晴らしいことに否定の余地はないが、カブスは今季を通して安定感を欠いていた。クリス・ブライアントは4打数ノーヒット4三振に終わり、アンソニー・リゾーは3打数ノーヒット、1四球2三振だった。この二人が不振のとき、カブスは時折我を見失う。
ハビア・バエズやウィルソン・コントレラスもシーズン後半は好調だったが、その活躍をポストシーズンに持ち込めていない。今シリーズ、カブス打線で打率.270以上を打っている選手は一人もいない。ワシントンで行われる第5戦、カブスはジェイソン・ヘイワード、アディソン・ラッセル、ベン・ゾブリストらの復調を必要とする。
Four runs with one swing in an elimination game?
— MLB (@MLB) October 11, 2017
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