ワシントン・ナショナルズとヒューストン・アストロズはポストシーズン進出を果たしたが、両チームは異なった形でシーズンを終えた。
両チームとも来季の飛躍に必要なロースターの要素をすでに確立しているが、2017年に活躍したウィルマ―・ディフォとクリス・デベンスキーを活用すべきだ。
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ウィルマ―・ディフォ(内野手)
2017年の成績:.271(打率)/.319(出塁率)/.370(長打率)、5本塁打
ナショナルズのような層の厚いロースターの中で、ディフォが目立つのは難しいだろう。しかし、彼が内野手としてレギュラーを獲得できたなら、デーブ・マルティネスのお気に入りになるだろう。18歳でドミニカを発った後、彼はすぐにメジャーの舞台に辿り着いた。しかし実際にレギュラーの一角を担うまでには、少し時間がかかった。
シラキュースにいたAAAでの6月の11日間を除けば、彼は2017年のほとんどの期間をナショナルズで過ごした。6つのポジションをこなし、389打席に立った。ディフォは打線に攻撃力を持たせ、5つのホームランを含め14つの長打を放った。
ディフォは2015年にデビューしたが、昨季まで大きな活躍が見られなかった。どのポジションもこなす万能選手に過ぎなかったが、ダニエル・マーフィーが10月末に膝の手術を受けてから状況は分からなくなってきた。
マーフィーによってチーム編成がどうなるのか不透明だが、いずれにせよディフォは昨季に、どのポジションでもチームに貢献できることを示した。ディフォは遊撃手トレイ・ターナーの代わりに出場しながらも、7月には打率.373、8月には.324をマークしている。ダスティ・ベイカーはディフォがよくボールを打ち上げていることに気が付き、ボールを打ち付けることに意識させた結果、ディフォの調子が上がったという。ディフォはボールを強く叩くことに長けているわけではないし、ホームランを量産しているわけではない。しかし打席でのアプローチの上手さと三振の少なさは、チームに勢いをつけるだろう。
ディフォが来季、シーズンを通して十分継続的に使われるのか疑問だが、彼はすでにユーティリティープレーヤーとして実力を証明している。
原文:Predicting surprise: Young players who could shine for Nationals, Astros in 2018
翻訳:佐藤辰哉
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