ボストン・レッドソックスと同じく、ワシントン・ナショナルズは今オフシーズン、重要な補強を何一つできていない。デーブ・マルティネス新監督はウィンターミーティング中の記者会見で、いくつかの補強をほのめかしたが、ナショナルズはまだ動いていない。
ナショナルズはレッドソックス以上に、重要な駒は既に揃っている。しかし、ポストシーズンで早々に敗退した彼らには、いくつかチューニングできることがある。アダム・イートンが外野に戻ってきた今、ラインナップにアップグレードの余地はあまりない。マイケル・テイラーは昨季その実力を証明し、ライアン・ジマーマンは一塁手として好成績を残した。
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しかし、ナショナルズの先発ローテーションには課題がある。二年連続サイ・ヤング賞のマックス・シャーザー、ステファン・ストラスバーグの二枚看板は文句なしだが、残る投手は微妙だ。ジオ・ゴンザレスは昨季、良い時期もあったが、ポストシーズンでは信頼を得られなかった。タナー・ロアークとジョー・ロスはワイルドカードだ。
ナショナルズはまた、昨季はブルペンに多くの問題を抱えた。ショーン・デュリトル、ブランドン・キンツラー、ライアン・マドソンの加入は助けになったが、十分ではなかった。クリス・アーチャーのような男を獲得することは、ナショナルズとアーチャー双方にとって完璧だ。タンパベイ・レイズのエースは新しい環境を求めており、ナショナルズはポストリーズンで信頼できる投手をもうひとり求めている。
原文(抜粋):How the Red Sox, Nationals, Dodgers can bounce back from lackluster winter meetings
翻訳:Muneharu Uchino