ブレーブスとの第4戦。序盤は手を焼いたドジャースだったが、デビッド・フリースとマニー・マチャドが勝負どころでヒットを打ち6対2で勝利。ナショナルリーグ地区シリーズ突破を決めた。
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ドジャースは12日(日本時間13日)にミルウォーキーで第1戦が行われるブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズに勝ち進んだ。彼らにとって、3年連続ナ・リーグ優勝決定シリーズ出場になる。
昨シーズンのワールドシリーズでアストロズに敗れた後も、ドジャースは再び10月に勝ち上がってくる状態にあるというのが多くの見方だった。しかし、遊撃手のコーリー・シーガーがシーズン開幕から1カ月でシーズン絶望となるヒジの故障を負い、エースのクレイトン・カーショーはシーズンを通して故障と戦う状況だった。8月後半のドジャースは勝率5割を少し上回る程度でナ・リーグ西部地区3位だった。それでもドジャースは巻き返してシーズン終盤を25勝10敗で乗り切り、ポストシーズンでは好調なプレーを続けている。
ドジャースがブレーブスに勝利したナショナルリーグ地区シリーズのハイライトを3つ、紹介しよう。
マニー・マチャドは最高のタイミングで絶好調になった
マニー・マチャドの打撃成績は、ドジャースがこの夏にオリオールズから獲得して以来、下降している。本塁打率とOPSは下がっているし、三振は増えている。しかし、この強打の遊撃手は突然ボルティモア時代の状態に戻ったようだ。第2戦の初回に打ったツーランホームランは、3対0でドジャースが勝利するのに十分な得点だった。とはいえ、それはマチャドが第3戦までの12打数で打った唯一のヒットだった。第4戦では初回に先制タイムリーツーベース、7回には追加点となるスリーランホームランを打つなど当たりが戻ってきた。
This is why you trade for Manny Machado.pic.twitter.com/bH3namMhDn
— Sporting News (@sportingnews) 2018年10月8日
これがマニー・マチャドをトレードで獲得した理由だ。
ドジャースのラインナップは、マチャドがシーズン最後の2カ月で残した数字(267打数でOPS.825、13本塁打)でも勝てるくらい層が厚い。しかし、彼にオリオールズ時代のようなバッティングが戻ってきたら、すばらしいラインナップが一層すばらしくなる。
ドジャースのベンチにはデビッド・フリースという宝物がいる
トレード期限前のドジャースのマチャド獲得は、間違いなく2018年のメジャーリーグ最大のトレードだった。だが、トレード期限直前にパイレーツからベテラン内野手のデビッド・フリースを獲得したトレードは注目されなかった。フリースがカーディナルスでナ・リーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズの両方でMVPになった2011年は何年も前のことだ。しかし、この35歳の内野手は今でも質の高い打席を提供できるし、ドジャースにとって豪華な控え選手だ。彼は8日の6回、ドジャースに3対2とリードをもたらす代打2点タイムリーシングルヒットを打って、そのことを再び証明した。
Ice in his veins!
— Sporting News (@sportingnews) 2018年10月8日
David Freese with ANOTHER clutch hit in October.pic.twitter.com/rgVfFxzd7z
彼は勝負どころで動じない!
デビッド・フリースがまたも10月にクラッチヒット
バッティング以外にも、フリースはクラブハウスに違った雰囲気をもたらしているとドジャースの三塁手、ジャスティン・ターナーはオレンジ・カウンティ・レジスターに最近語った。
「彼の勝利の経歴は我々のクラブハウスの中では断トツだ」とターナーは言う。「我々の誰よりもそういう場に立って、良い結果を残していると思う」。
“ベイビーブレーブス”は来年も、そして恐らく今後何年も戻って来るだろう
あなたがGMで、現存する全チームのロースター/年俸総額からどれでも選ぶことができるとしたら、ブレーブスのロースターを見送ることは難しいだろう。アトランタには、安価で何年もチームの支配下における若いタレントであふれている。ロナルド・アクーニャ(20歳)、オジー・アルビーズ(21歳)、ダンズビー・スワンソン(24歳)、ヨハン・カマルゴ(24歳)などの若手スターは、これから経験を積んで上手くなる一方だ。だが、その経験の浅さが、いずれもドジャースに完封されたナ・リーグ地区シリーズの最初の2試合で、ブレーブスにとって痛手となっていたかもしれない。
しかし、ブレーブスは第3戦で巻き返し、ドジャースに第4戦を強いて敗れた。2013年以来のポストシーズン出場となったブレーブスに敬意を表すことにしよう。来年、そして恐らく今後2、3年、彼らがポストシーズンに戻ってこないとすれば、それはほとんど驚きに値することだろう。
原文:MLB Postseason 2018: Three takeaways from the Dodgers' NLDS-clinching Game 4 win over the Braves
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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