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7月31日にウェーバー公示なしのトレード期限を迎え、多くの注目選手たちが移籍した。
優勝争いに絡むチームは、ワールドシリーズで活躍できる選手を獲得するため、時間との戦いを強いられた。7月31日までに多くの契約が完了していたが、市場が閉鎖される東部時間午後4時までに、さらに大きなトレードが行われた。
2018年MLBトレード期限で特記すべき3つの事項は下記の通り。
1.タンパベイ・レイズは忙しい1日となった
レイズは、多くのチームが長年獲得を試みていた投手、クリス・アーチャーをトレードに出しただけにとどまらず、オールスター捕手ウィルソン・ラモスとの交換トレードで、セントルイス・カージナルスから外野手トミー・ファムを獲得した。
アーチャーを放出した代わりに、ピッツバーグ・パイレーツからトッププロスペクトのオースティン・メドウズとタイラー・グラスノーを獲得した。これは両チームにとってウィンウィンのトレードと言える。カージナルスに移籍したラモスは、現在DLに入っているが、今後は若いチームの中でリーダーシップを発揮するはずだ。ファムの加入は予想外であったが、レイズの再建が完了したわけではない。
Welcome, Pham.#RaysUp pic.twitter.com/Amu9XFbwJ2
— Tampa Bay Rays (@RaysBaseball) 2018年7月31日
2.ロサンゼルス・ドジャースはラインナップを固める
既にマニー・マチャドを獲得していたドジャースは、7月31日、さらに大胆な補強を行う。ミネソタ・ツインズから二塁手ブライアン・ドージャーを獲得したのだ。昨年は、ドジャース打線の選手層が薄かったため、コディ・ベリンジャーが不調に陥いると、ワールドシリーズに敗れてしまった。
コーリー・シーガーが今シーズンの残り試合を欠場することとなり、ジャスティン・ターナーが故障で苦しんでいるため、ドジャースにはより強大な攻撃力が必要となった。マチャドとドージャーは、今年もチームがワールドシリーズに進出するためには不可欠な選手だ。
3.ワシントン・ナショナルズは、まだ優勝争いに加わることができると考えている
シカゴ・カブスに放出したリリーフ投手、ブランドン・キンツラー以外の選手を、ワシントンは手放さなかった。ナ・リーグ東地区では首位のフィラデルフィア・フィリーズに5.5ゲーム差の3位、ワイルドカードでも上位に5チームが存在しているにも関わらず、ナショナルズの幹部はポストシーズン進出に挑戦することを決めたようだ。
今オフにフリーエージェントとなるブライス・ハーパーやジオ・ゴンザレスは、チームを移籍するとうわさされていたが、現在もナショナルズのロースターに名を連ねている。ナショナルズがポストシーズンに進出する見込みが低いことを考えると、大胆な決断だと言える。今オフにハーパーがチーム去ってしまったら、ナショナルズには何も残らないだろう。
原文:MLB trade deadline: Three takeaways after frenzied finish
翻訳:Atsuko Sawada
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