ダルビッシュ1位&大谷2位 FA選手トップ5人の移籍先予想

Nick Stellini

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今年のフリーエージェント市場に出る選手たちは、面白いラインナップだ。トップクラスの先発投手、たくさんの一塁手、何人かの優れたリリーフ投手、様々な野手、そしてベーブ・ルースの再来となり得る男。

大谷翔平のメジャーリーグ移籍は、今年のオフシーズン、そして今後数年の景色を変えるだろう。彼は未知の存在であり、おそらくは近年でもっとも市場を揺るがす選手だろう。他のビッグネームのうち二人、ジャスティン・アップトンと田中将大は現在のチームに残留を決め、既にリストから名前が消えている。

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以下、トップ5選手の移籍先予想だ。

1. ダルビッシュ有:カージナルス

カブスは再び強豪チームになった。もしカージナルスが再生するときがあるとすれば、それは今だ。アダム・ウェインライトがキャリアの終焉に近づき、ランス・リンは他球団への移籍が濃厚な今、彼らのローテーションは補強が絶対に必要だ。カルロス・マルティネスは素晴らしく、アレックス・レイエスも戻ってくるが、彼らはエース級の投手を必要としており、カージナルスはいつだってあたなが思う以上にお金を持っている。ダルビッシュは、まさしくカージナルスが必要としているタイプの投手であり、彼らは大金をつぎ込むべきだ。カブスに追いつくための方法パート2は、ジョシュ・ドナルドソンをトレードすることだ。

2. 大谷翔平:ヤンキース

ヤンキースは国際的なボーナス資金を有しており、大谷は国際アマチュア選手への契約金上限を設けた規定に影響を受けることがわかった。彼がこの冬に日本を発つことを見送れば数億ドルの契約を手にすることができるという抜け穴もあるが、その場合もヤンキースは大金を投資することができる。ここでは様々な憶測が飛び交うが、これは実にヤンキースらしい動きといえる。また、大谷が打席に立つことを許されるとなれば(ぜひそうあって欲しい)、狭い外野は彼にとってとても魅力的となる。おそらく彼は本当にベーブ・ルースなのだろう。彼がリストのNo.1ではないたったひとつの理由は、彼のスキルがどれほどアメリカに適応できるかわからないからだ。彼はおそらくとても良い選手だろう。世界最高の選手かもしれない。我々はただ、まだ確信がないのだ。

3. JD・マルティネス:ダイヤモンドバックス

マルティネスが今季のトレード後に見せた凄まじい打棒を再現することは難しいだろうが、彼はダイヤモンドバックスのラインナップにおいて、前を打つポール・ゴールドシュミットと共に素晴らしく見えた。ダイヤモンドバックスは彼を攻撃陣に残すために、あらゆることをすべきである。過去数年において、マルティネスより優れた打者は数えるほどしかいないのだから。

4. ジェイク・アリエタ:エンゼルス

マイク・トラウトの時代において、エンゼルスはまだプレーオフの試合を勝利したことがない。トラウトがフリーエージェントになって市場に出るまであまり時間はなく、エンゼルスにとって生え抜きでは史上最高の選手を有している間に何もしないというのは馬鹿げている。アリエタはおそらくダルビッシュより安く、彼は完璧ではないのの、エンゼルスのローテーションを牽引する投手として、今後数年イニングを稼いでくれるだろう。

5. アレックス・コブ:ツインズ

コブはこの冬、人気者になる。彼は信頼できる先発投手だが、際立ったものはない。彼は最低でも15チームとコンタクトを取るだろう。彼を獲得するのはツインズだ。予想外のプレーオフ進出を果たした彼らはこの冬何かをしなければならず、先発ローテーションは助けを求めている。彼はアービン・サンタナに続く投手として、ツインズのローテーションを強化するだろう。

(原文より上位5選手のみ抜粋)

原文:MLB free agents 2017-18: Where the top 20 players might end up

翻訳:Muneharu Uchino

Nick Stellini